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  • from: クマさんさん

    2011年03月10日 05時47分39秒

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    男たちのカウントダウン

    運命の日までのカウントダウンが始まっている。
    明日の午後には高校受験の結果が分かる。
    昨日は、次男は疲れたのか、元気がなかった。
    難しかったそうで、自分でも心配になってきたようだ。
    15の春とは言え、大きな試練だった。
    しかし、彼にとって一番良い結果が出ることを信じている。

    劇までも同じくカウントダウンが始まった。
    今回のりゅうとぴあのための特別編では、
    70名以上のキャストが参加する。
    りゅうとぴあであること。演劇祭に参加する作品であること。
    そんないろいろな要素から、多くの人たちが集まった。
    私のように初舞台の人も多いメンバーだ。
    昨夜も10時まで稽古が行われた。

    スタジオの二階では、場当たりの稽古が演出家の指導で行われ、
    一階では、歌や踊りの稽古が自主的に続けられた。
    お互いで声をかけ、各グループで工夫しながら創作している。
    自ら動き出している人たちが、
    この劇をより楽しく、美しく、豊かな劇に育てていた。

    劇は、人が創るものだ。
    その創るプロセスに面白さを感じている。
    劇は、人と創るものだ。
    役柄を通して、人と人とが繋がり、かかわりが深くなる。
    劇は、人を創るものだ。
    新たな自分を発見し、自分でも驚くことができることもある。
    そんなこんなを考えると、
    劇の稽古を通して、生き方を修正している自分がいたりもする。

    この劇と出会わなかったら、劇団の人とも出会わなかったはずだ。
    私は、自分がこの劇の脚本を書きながら、
    稽古が進む中で、新たに気づくことも多かった。
    劇は、既に私の手を離れ、物語として確かに存在している。
    それを不思議な縁で集まった人たちが創作して、形にしている。
    自分が書いた台詞に教えられ、その台詞の意味を理解して感動することもある。

    人は、やはり出会いなのだとつくづく想う。
    そして、人は、やはり体験を通してしか変わらないものだともつくづく想った。

    次男にとっての15の春の試練は、次男をきっと変えてくれたことだろう。
    私にとっての53の春の試練は、確かに私の中の何かを変えた。
    次男は、これからは人生と言う舞台を一人で歩いて行くのであり、
    私は、日曜日の午後には、一人で舞台を務めねばならぬのである。
    しかし、お互いがその役割を演ずるためには、
    大勢の仲間がいることを信じて行くことなのだとも想っている。

    さて、今週の我が家の男たちは、大変なのだ。
    長男は、火曜日に第一志望の大学に合格した。
    次男は、昨日受験をして、金曜日に運命が決まる。
    親父は、日曜日の午後にりゅーとぴあの舞台に立つ。
    そして、それぞれがそれぞれの体験を通して学び、一つ大きくなっていることを期待している。

    あーーーっ。緊張するなぁ。

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