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  • from: クマさんさん

    2011年08月10日 06時12分03秒

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    尾瀬が教えてくれたこと

    京都の大文字焼きが中止になった。
    330本の亡くなった人への想いを書いたマツの木に、
    放射能が含まれている怖れがあるからとのことだった。
    瓦礫の処理も他県へお願いしなければならない状況だが、
    福島県の瓦礫は拒否されている。
    放射能の恐ろしさもよく分かる。
    しかし、復興や鎮魂への支援は、必要なのではないだろうか。

    肉牛の全頭出荷禁止が続いている。
    畜産業者はそのために肉牛を市場に出すことが出来ず、
    月額500万円もかけて収入が一銭もない畜産業者の話が出ていた。
    その損害賠償は当然東電なのだが、
    個別の戦いではどれだけ支給されるか分からないだろう。
    とにかく風評被害を含めて、
    被害を受けた人たちは訴訟団体を作り、訴えるべきなのだ。

    広島と長崎の原爆の日があった。
    被曝国日本が世界に訴えていたのは、核の廃絶だった。
    二度と再び核による放射能の被爆者を出さないことを世界に訴えた。
    しかし、その日本が日本人を被曝させた。
    放射能による汚染は広がり、
    現在現場で作業する人たちは、日々被曝しながら必死に戦っている。
    核の平和利用なんぞ、嘘っぱちなことはよく分かった。
    放射能は人間が作り、この世界に放出したものだった。
    ノーモア広島・ノーモア長崎・ノーモア福島。
    そんな声がもっともっと日本中から上がる日が来ることを願っている。

    マスコミは、福島第一原発の現状についてのニュースを報道しなくなった。
    原発の放射能漏れはどうなっているのだろうか。
    原子炉の冷却化は進んでいるのだろうか。
    汚染された水は確実に処理されているのだろうか。
    工程表通りに作業は進んでいるのだろうか。
    現在放射性物質は放出されていないのだろうか。
    そして、何よりも最も知りたいことは、
    何故、絶対に安全と言っていた原子炉がメルトダウンを起こし、
    最悪の事態に至ったか、その原因が未だに明らかになっていないことだ。

    まず、時系列でどのような事態が起こり、人がその緊急事態に対してどのように対応し、
    対応した結果、どのような事態に進展したか、
    つまり、この爆発の原因を未だに究明できないのならば、
    他の原子炉の運転は即刻停止すべきだと私は思う。
    「人間の技術には限界がある。」
    二度被曝した技術者の人の言葉は重い。
    そう言えば、海水注入を躊躇したのは東電だったなぁ。

    家庭で30年間使っている電化製品はあるだろうか。
    30年間毎日毎日多くのストレスをかけながら使っている製品はどうなるか、
    それは誰でも想像すれば分かることだ。
    原子炉は、もちろん30年間も使用したものは事故を起こさない内に即刻廃炉にすべきなのだ。
    また、国民の生命と安全とを優先にするならば、
    20年以上使用した原子炉は廃炉にするという決断も必要なのだ。
    柏崎・刈羽の原発が定期検査に入った。
    その原発を再稼働する決定は、全ての新潟県民の総意で行うべきだと思っている。
    何よりも原発事故の終息の目途も立たず、
    その原因究明も行われていない内に、
    同じ原発を稼働すると言う無責任なことは絶対に行政はやってはいけないことだと思う。

    想定すべきことは、「柏崎・刈羽の原発が爆発したら」なのである。
    ヨウ素は準備されているのだろうか。
    すぐに緊急避難命令が出されるのだろうか。
    放射能汚染された地域の住民は、どこへ避難したらよいのであろうか。
    その爆発が福島のように何カ月も止まらなかったら、
    新潟県の農作物はどうなってしまうのだろうか。
    風評被害で買う人がきっといなくなってしまうだろうと想定できる。

    私たちは、広島・長崎に学ばなければならないのだ。
    そして、福島の現状は、明日の原発を持つ県の姿なのだと想定すべきなのだ。
    日々報道される悲しい現状は、原発があったから起こったものなのだ。
    もし、福島県に原発がなかったら、
    去年と同じ平安にお盆を迎えられたのである。
    原発を持たない県は、ほっとしていることだろう。
    原発の隣りで暮らしている人たちは、いつ爆発するか分からない恐怖を感じているはずだ。

    それでも原発は必要なのだろうか。
    尾瀬の自然を歩きながら、
    この美しい水と草原と森とを後世にまで受け継ぐことの大切さをひしひしと感じたクマだった。

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