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  • from: クマさんさん

    2011年09月08日 05時58分13秒

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    弱さこそ

    昨日、いい話を聴いた。というより、いい話を9名で行った。
    その話題は「障がいのある人に優しい町づくり」だった。
    私たちは、その町に住みながら、障がいのある人の存在を知らないままに過ごしている。
    また、独り暮らしの高齢者が町内のどこに暮らしているかも分からないで暮らしている。
    それはそれで気にせずに暮らすことが出来るが、
    しかし、私たちも障がい者になる可能性が在り、
    いつかは必ず高齢者となる。

    つまり、障がいのある人や、高齢な人たちの困り感は、
    いずれ私の困り感となるということだった。
    こうしてまだ体がきき、不自由なく暮らせる内はいいが、
    そうでなくなってしまった時、
    その町はそうした弱者に対して優しい町になっているのだろうかという問いだった。

    だから、今の内からそうしたソフト面を整備し、充実すべきなのだということだった。
    そのためには何をしたらよいのか。

    ある町では防災訓練から生まれた新たなご近所のつながりから、
    隣近所の独り暮らしの老人宅のゴミ出しを協力して行おうと呼び掛けているそうだ。
    実際に小学2年生の女の子が、自分からやっている例が紹介された。

    また、障がいのある人たちが自分たちの困り感を伝えることは出来ない場合は、
    ぜひその親に悩みや切実な想いや願いを語ってもらうことがよいのではないかという意見も出された。
    親にとっては、我が子の将来の自立・自活が心の重荷でもある。
    その可能性を見出すために、障がいのある我が子を地域行事に参加させ、
    地域の人たちに我が子のことを知ってもらおうと努力しているCさんのことを私は話した。

    彼は、中学校に特別支援学級を新設し、聾学校に特別支援学校の高等部を新設するために、
    積極的に行政に働きかけ、その夢を実現した攻めの人でもあった。
    「もっと自分の子どもを地域にださなければ駄目だ。」
    それが彼の信念であり、行動の基本原理だった。
    ここまで全県に広がったぷれジョブも、彼から始まったものだった。
    そうした障がいのある子や親との連携と協働こそ、
    「人に優しい町づくり」には大切なことだと私は感じている。

    地域の茶の間を運営している人の言葉も印象に残った。
    そこには、孤独なお年寄りも、精神的・身体的な障がいのある人も、自殺したいと悩んでいる人も集まる場所でもあった。
    だから、そこに集い、共に一日の時間を過ごしている。
    そこには、お互いを思いやる気持ちが生まれ、優しい空気に満ちている。
    相手のことを考え、言葉をかける。
    過剰にお節介をやくのではなく、気を使わないほどよい距離感でお付き合いしている。
    他人であるが、時には家族以上の親近感と安心感をもって人と人とがつながっていく。

    実は、その場に行くと、人が感ずることがあるらしい。
    それは、「人は、弱くていいんだ」ということだ。
    誤解のないようにして欲しいが、決して上から目線でそう感ずるのではないのだ。
    その場に居ると、自分自身の弱さも許せて、そのままでいいと安心すると、Aさんは語っていた。

    弱さでつながる。
    弱さは強さなのだ。
    弱さを大切にした町づくり。

    いろいろと考えさせられた語り合いの時間だった。

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