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  • from: クマさんさん

    2011年09月21日 05時58分31秒

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    警鐘

    また台風による災害のニュースだ。
    とにかく今年の日本は災害や震災の年である。
    大自然の猛威と言う。
    この雨の降り方は、各地で観測史上を記録する豪雨となっている。
    雨の降り方自体が尋常ではなくなっている。
    500㎜1000㎜等、ここは熱帯雨林の島なのだろうか。

    海水温の上昇が影響していると解説者が語っていた。
    日本近海の海水の温度が毎年上昇している。
    そのために大量の水蒸気を含んだ大気がこの豪雨を生んでいる。
    原発からは高温の水が大量に海に垂れ流されていることはよく知られたことだ。
    海水温の上昇により生態系も変わり、
    近海で採れる魚の種類も変わって来たそうだ。

    また、和歌山の土砂崩れによる土砂ダムの映像を見ると、
    そこに散らばっている樹木が杉であることも確認できる。
    広葉樹林を伐採して、戦後金になる杉を日本中の山に植林した時期がある。
    その杉は保水能力も乏しく、土をしっかりと保つための力を持たない木であるために、
    土砂災害には弱いとされて来た樹木である。

    自然に負荷を与え、変化させて来たのは人間だ。
    この自然は、人間がいなければあるサイクルでずっとつながりながら生きて来たと思う。
    一つの歯車がおかしくなることで、全てのものへと影響して行く。
    実は、全てのものはつながっていて、全てのものは元々一つなのだ。

    自然においては、余計なことをせずに、そのままにしておいてもらったほうが嬉しいのだ。
    自然の流れは確かに変遷をする。
    嵐もあり、洪水もあり、台風もあり、地震もある。
    太古の昔から人は、そんな自然の脅威を怖れ、
    その自然に対して神を見て、祈って来た。
    それが自然に対する畏敬の念だった。

    人間が一番ではない。
    その畏敬があるから、人は自然と共に生き、謙虚に自然から学んで生きて来た。
    しかし、科学と経済優先の世の中になり、
    私たちは自然に負荷をかけて、ゆがめることが当たり前になってしまった。
    そんな驕りの中で、私たちは何か間違った方向に集団で突っ走って来たのではないだろうか。
    競争社会・結果主義・無縁社会・弱者差別等、
    人の世の中も、どうもその結果、生きずらい世の中となってしまったようである。

    警告ということばがある。
    被災された人たちの悲しみとご苦労とを想いながらも、
    時代は人間を大切にして、自然と共に生きられる時代へと、
    そろそろリセットする時が来たのではないかと想っている。
    競争の中で人を追い込み、成果主義から弱者を切り捨てる無情な時代や、
    経済のためならば、なりふり構わず自然に負荷を与え、激変させる無常な時代から、
    まわれ右と方向転換する時が来たのではないだろうか。

    無常迅速。
    大いなる自然からの警鐘に私には聴こえる。

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