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  • from: クマさんさん

    2011年09月22日 06時03分17秒

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    いよいよ舞台稽古に

    東区のホールで舞台稽古があった。
    私にとっては、久しぶりの舞台の稽古だった。
    初めてこの舞台を使えるということなので、
    劇団員のみんなは張り切って参加していた。
    脚本はただの空想の中の物語である。
    そこに息が吹き込まれ、魂を入れられて、
    現実に動き出すこの瞬間に、私はいつもいつも興奮と感動とを感じてしまう。

    うーんこうなるのか。
    これは予想以上な迫力のある展開だなぁと、ただ感じる。
    夏の稽古の回数が少なく、仕上がりについて危惧をしていたが、
    それは杞憂に終わったようだ。
    一人一人が自覚して自主的に稽古を行い、
    場面場面の受け答えがだんだんできつつあった。

    何よりもあの発足当時の劇団の稽古と比べて、
    役者さんとしての力量が高まり、
    出て来るだけで場の空気を変える人となっていた。
    物語の台詞の中にもあるが、「稽古には勝てない」ものである。
    実際の舞台をこんなに早く踏むことができた役者さんたちは、
    きっと緊張と不安とを感じながらも、
    いっそうのやる気を感じたことだと想う。

    杮落としということは、この舞台の歴史に残る劇団となるのだ。
    オープニングと言うことは、お客様も期待してこの劇を観に来るはずだ。
    つまり、要求されているスペクトにまでこの舞台の質を上げねばならない。
    また、私たちの劇団もモットーは、お客様を感動させる人情芝居である。
    この物語に入りこみながら、共に泣き、共に笑い、共に怒り、
    最後には明日への希望と勇気とを感じてこの劇場を後にしてほしい。
    それが、劇団員とスタッフ全員の心からの願いである。

    そのためには、やはり台詞や動きにに込められた意味とペーソスとを自分のものにし、
    懸命なる表現を通してお客様の心にずしんと響くようなものに練りあげて欲しいと想う。
    その人物のをどう解釈し、どう伝えるか。
    そこに役者としての面白さと醍醐味があるように感ずる。

    Hさんと稽古を観ながら話していた。
    舞台で展開される稽古における本格的な芝居ぶりに、
    Hさんは、目を丸くして驚き、感動していた。
    私も、この人たちならどんな役でもこなせるはずだと、
    頼もしさと期待感で心がわくわくしながら舞台を観ていた。

    舞台は、総合芸術である。
    素晴らしい二対の地蔵は、今回の美術のKさんの作品だ。
    照明は、一流の明かりの演出者Iさんだ。
    大道具はや衣装係は、劇団員が率先して担当し、動いている。
    ポスター、チラシ、チケットと、これまた制作による立派な出来に驚きである。
    動き出している。そして、創りだしている。
    それは、プロセスであるが、頂上に向けた着実な一歩一歩だった。
    その創造の過程が目の前で展開されているから、
    この稽古が心わくわくと面白いのだ。

    24日には「無常素描」の映画を観て、飲み放題の「総決起集会」がある。
    しかし、寂しいのは、私は脚本家としては、その輪の外にいるようなのだ。
    一所懸命という言葉がある。
    一所に命を賭ける。
    そんな芝居になることを心から願っている。
    「いい芝居になる」そんな予感を、昨夜の稽古から感じた。

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