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  • from: クマさんさん

    2011年09月28日 05時13分07秒

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    募る山の仲間を

    山に登らなくなった。
    それは、一緒に登る仲間が少なくなったことが原因の一つだ。
    村上市にも、旧豊栄市にも、私は社会人のハイキングクラブを作って活動した。
    「保内山賊会」は21年目に入り、
    「太田ハイキングクラブ」は、15年くらいたっている。
    それぞれが事務局をもち、中心になって活動する人がいるので持続している。

    山ノ下でもそんな山の仲間を募ってクラブを作りたいと想っている。
    なかなか先に進まないのが現状だ。
    私がどこかの山のクラブに所属した方が早いのかもしれない。
    しかし、この山ノ下中心に地域の人たちと一緒に山のクラブができたら楽しいだろうと想っている。

    実は、久しぶりに弥彦山に登った。
    山登りの楽しみには、低山も高山もなかった。
    重い荷を背負い、ただひたすら頂上を目指して一歩一歩登るだけ。
    苦しくなり、途中で止めたくなっても、そんな自分を励まして登る。
    日陰に入り涼しい風を感じると、気分が一新され、また登る意欲が湧いて来る。
    途中眼下に広がる越後平野の美しさに息をのみ、励まされる。
    何気ない山の景色に、心が癒される。
    自然の中で遊ぶことで、忘れていた自分をどこかで取り戻していたりする。

    難儀時は、助け合いがごくごく自然に生まれる。
    歩くペースは、一番遅い人に合わせる。
    全員の体調や意欲を感じて、休む時と場所とを決める。
    歩いている時、人はいろいろなことを考えている。
    時には山に来たことすら後悔していることもある。
    体調不良で、とにかく難儀だけの山もある。
    そんな時は、やっぱり山の仲間は優しいものだ。
    体調を気遣い、声をかけ、荷物までももってもらうことがある。

    山頂直下。胸突き八兆の急登。苦しいのはみんな同じだ。
    だから、みんなは余計なことを言わずに黙って登る。
    チームは、見えないザイルで固く繋がっている。
    その安心感と信頼感とで、次の一歩が出せるものだ。
    「もう駄目だ」と、何度想ったことだろう。
    それでも、岩にしがみつき、岩を踏んで、山頂を目指した。
    後ろには、私の背中を見つめている仲間たちが居る。
    それが何よりも有り難いのだ。

    そして、登頂だ。
    「ここより他に高き所なし。」
    たった半日のチャレンジであっても、
    私たちの感ずる達成感と喜びとは大きなものだった。
    感動が、じーんと胸の中で湧きおこって来る。
    疲労困憊。そして、握手。
    それから場所を決めて仲間たちとで宴会を始める。
    登った山の数だけ、私には宴会の記憶があり、
    缶ビールと菊水一番搾りの空き缶がある。

    そして、時刻になると「山に心を残して」山頂を後にする。
    下山での事故や怪我が多いので、
    登山口に到着する最後の一歩まで気を抜かずに慎重に山を下る。
    そして、言葉も出ないほど疲労しながらも、
    登山口に到着した時のあの安堵感とこみ上げる喜び。
    「やったっ」と、思わず手が挙がる。

    弥彦山を登りながら、「山は人生だなぁ」と、つくづく感じた。
    人生には、確かにここだと言う山頂はないかも知れない。
    ただ訳も分からず毎日を黙々と重い荷を担いで歩いているだけかもしれない。
    疲れて、本当に休みたいと想うことはたびたびである。
    この重い荷を投げだして、帰ることができたらどんなに楽であろうかと思うこともある。
    でも、やっぱり次の目的地を目指して歩き始めるのだ。
    自分に言い聞かせ、時には自分を慰め、自分を騙して、歩き続ける。

    山の仲間はいいものだ。
    同じように、私の人生には御同行の仲間がいてくれる。
    そして、生きるための原点とエナジーは、
    森であったり、湧水であったり、風であったり、雲であったりする。
    やっぱり山はいいものだ。
    その原点にもう一度帰りたいと願っている。

    そのために、山の仲間を募りたい。
    「なじらね山の会」こんな名前の山の会を作りたい。
    誰か一緒に登ってくれる人いないだろうか。

    追伸:昨日二本抜歯した。ノンアルコールビールを二本飲んだ。二個目の鎮痛剤をこれから飲むことにする。

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