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  • from: クマさんさん

    2011年10月14日 06時35分48秒

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    生き抜く

    昨日の朝、母が私を呼んでいた。
    何事かと思って行くと、父が起き上がれなくなっていた。
    自分の力では立てなくなっていたのだ。
    トイレに行きたいのに、父は焦っていた。
    自分の体が、自分の思い通りに動かない。
    それは、とても悲しいことだった。
    いつも座ったままの父だった。
    まったく動かなくなった父だった。

    母は、気丈にも台所に立っている。
    日々の買い物も、山ノ下市場に行って済ませている。
    帰りには袋に野菜や魚をぶら下げて歩いて来る。
    大したものだと思っている。
    母は、N交通に勤めていた。
    50歳で辞めて、それからスーパーの経理やN鉄工所の食堂で働いた。
    そして、今日まで生きている。

    生き抜くとは、冒険なのだと思う。
    私は、燃え尽き症候群のようになってしまった。
    力が出ない。元気が出ない。
    そんな状況なのに、私が倒れてしまったら、
    我が家は大変な状況になってしまうことだろう。
    私も、体力的には若くはなくなっているのだと思う。
    もう一つ、人は年を取ると精神的に成長するものかもしれないが、
    そのためには、大きな衝立のような壁に挑まねばならないようだ。

    昨日、みなとぴあで、車椅子のお年寄りの団体と出会った。
    ディサービスの人たちのようだった。
    70代〜80代の人たちが、車椅子で休んでいた。
    この人たちは、この生き抜く冒険を乗り越えて来た人たちである。
    「もう駄目だ。」と思ったこともあるだろう。
    「こんな悲しさには耐えられない。」と辛い日々もあったことだろう。
    それでも、ここまで生き残った人たちがそこに居る。
    だから、尊いのだ。

    私は、生き残れるだろうか。

    父と母は、生き残り、こうして家族を守って来た。
    私も、出来るならば生き残りたい。
    それは、みんな同じ気持ちだと思う。

    「生き抜くことは、冒険だ。」長谷川 恒夫

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