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from: クマさんさん
2011/12/21 05:58:29
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さて、さて、
突然、どかんと来ることはないだろうか?
「ああ、駄目かな」と、感ずることはないだろうか?
どういうわけか、この日曜日にそんな日が突然やって来た。
沼垂の「なじらね」の人たち忘年会だった。
呼んでもらえるから有り難い。
そこで出会う人たちの凄いこと凄いこと。
いつでも教えてもらい、勉強になる先輩たちだ。
ここで語られたことが、明日の力となり、勇気となる。
そんな飲み会は、大切なものだとつくづく思った。
しかし、12時を過ぎていたのがいけなかったようだ。
まず、寝不足がいけなかった。脳が十分に休息していないからだ。
深酒がいけなかった。アルコールの力で睡眠障害が起きるからだ。
遅く目覚めても、何だかぼーっとしているのは、二日酔いのためだけではない。
心の元気は、体の元気と直結しているのだ。
私は、その朝から何だかとてもとても不安定になってしまった。
あることが気になって仕方なく、
それがとてもとても大きな失敗のように感じられたのだった。
すると、そのことが頭から離れず、
何だか絶えず自分のことを責めているようなどうどう巡りの状況になった。
認知を変えればよいのだが、元気がないとそれができない。
心の焦りと、閉塞感。
日曜日の午後、「メサイヤ」のラストコンサートだった。
30年近く前、一緒に歌っていた友と、待ち合わせてコンサートに行った。
私はその頃4年間この合唱団に入り、県民会館でメサイヤを歌っていたことがあった。
懐かしい人たちは、いつの間にかある程度の年齢になっていた。
何十年ぶりかの友にとっては、まるで浦島太郎の心境だった。
しかし、私にはなかなか音楽が染みてはこなかった。
これも心の元気の影響なのだろう。
うまくいかないこともある。
誰にだって失敗はあるはずだ。
なのに、何だか、それが、どうしても、難しい、と、感じられたら・・・。
友と二人でカウンターだった。
この年になると、お互いにいろいろと辛さを抱えて生きている。
「お前もか?」「俺もだ。」
家族や息子の話で盛り上がった。
「ああ、ここに心から分かり会える友がいてくれたなぁ。」
別れる時は、ちょっと熱い涙だった。嬉しかったし、有り難かった。
さて、そんな私だったが、今は何もない。
いたって元気だ。あれはいったい何だったのか。
私を突然襲ったその憂鬱は、私に多くのことを教えてくれた。
人は、やっぱり支えられて生きているのだ。
人は、やっぱり何とかなるものだ。
人は、自分のことを勝手に駄目だと思ってはいけないのだ。
変わることを、信じよう。
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