新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマさんさん

    2012年01月23日 06時37分54秒

    icon

    降りてゆく生き方を観た

    昨日、北区の文化ホールで「降りてゆく生き方」の上映会があった。
    この映画とは、実は私にはある因縁があるのだった。
    プロデューサーの森田氏が新潟県内で町づくりや教育、福祉で活躍している人たちに会い、
    この映画のシナリオ作りに生かそうと活動を始めた。
    そのきっかけは、私が尊敬する清水義晴さんの本に彼が出会い、
    衝撃を受けたからだ。
    そこで、新潟県を訪れ、彼はその人たちに出会い、「ことば」を探した。

    実は、私もS町の元教育長のTさんと一緒にインタビューを受けていた。
    これは清水さんからの紹介だったのか分からないが、
    私がこれまで取り組んで来た町づくりや、総合的な学習について話す機会を得ることができた。
    その時、森田氏と意気投合し、逆に私が力をもらったように感じたものだ。

    その翌年から、撮影は新潟県内で行われた。
    私は、オーディションを受け、森田氏との再会を喜んだ。
    しかし、撮影が始まった春から、私は休職をした。
    どん底な状況の中で、撮影が順調に進行していることがメールで分かった。
    どんな場面でもいいからエキストラとして出演したかったが、
    それは叶わぬ夢だった。

    その翌年に映画はクランクアップした。
    市民ホールで森田氏や清水義晴氏の講演会があり、
    映画の主役の武田鉄也氏も講演をした。
    私は高校生の頃から「海援隊」の大ファンだった。
    LPレコードを抱え、無理を言って控室にお邪魔して、
    そのLPにサインをしてもらった。
    それは夢のような話だった。

    県民会館での上映会では、超満員だった。
    その頃はまだ出会っていない劇団員の彼や彼女が、
    昨日改めて観たらいろいろな場面で登場していた。
    そこにも不思議な縁を感じた。
    「降りてゆく生き方」
    無農薬・無肥料で自然の命の力で米を創る農家の生き方であり、
    発酵の力を信じて玄米から酒を創る杜氏の生き方である。
    企業戦士としての競争から降りて、人として心をもって生きる生き方であり、
    教師を辞めて、森や自然を守るためにアクションを起こす生き方でもあった。

    私たちは、何だか間違った生き方だけを信じさせられ、
    騙されて今も生きているのではないだろうか。
    本当はそうではないのに、本当は違うと思いながら、
    その信じさせられた生き方から、私たちはなかなか降りられないのだ。
    私は、天の恵みで心の病となり、休職をした。
    自動的に降りてゆく生き方を選択させられた。
    私は、それがよかったと今でも思っている。
    心は、囚われることなく、世間体も気にすることなく、あるがままで生きている。
    楽になった分、人からは馬鹿にされることも多くなった。

    昨日も泣いた。涙が止まらなくなってしまった。
    それは、私の中にも共感する温かな心が在るからだと思っている。
    最後に語った音楽家の人の話にも泣いた、泣いた。
    「そのままでいい」本当に「そのままで人は尊い存在なのだ」

    北区社会福祉協議会の人たちに感謝である。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 2

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件