新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマさんさん

    2012年03月21日 06時35分01秒

    icon

    かすかな光へ

    「かすかな光へ」
    教育哲学者 大田尭さん。94歳。
    素晴らしい映画だった。

    命とは何か。
    それは、みんな違っていることである。
    一つとして同じものは存在していない。
    だから、違っていることに尊さを見よう。
    違っていることにこそ、人が人として生きる尊厳がある。

    命とは何か
    それは、自分から変わる力をもっているということである。
    学ぶことで命は変わる。
    変わることが学びである。
    その変わる力は、生まれながらに命には与えられている。
    幼虫が蛹になって蝶になる。
    それは命の存在である人も同じだ。

    命とは何か
    それは、かかわるということである。
    全ての命はかかわりの中だけで存在する。
    お日さま・水・土・風と命はその風土によって育まれている。
    命には命そのもので生きる力はもっている。
    その力を力として発揮させるのが、命とのかかわりだ。
    だから命を見つめよう。
    何をしてもらいたがっているか。
    その命の言葉を聴き、
    その手を差し伸べられる感性こそ大切にしなければならないものなのだ。

    命は、違うものだ。
    命は、自ら変わるものだ。
    命は、かかわるものだ。
    それは、一人の命としての私のことでもあった。

    教育とは、その命を育てる場である。
    その命が、自らの力で育つように手助けをする場である。
    次の時代を作る子供たちにこそ、その命の教育をしなければいけない。
    しかし、現実の教育は・・・・・。

    だから、93歳になっても、かすかな光を求めて、日々歩む。
    長生きの秘訣は、「夢をもつことだよ」と笑っていた。
    「その夢は、私だけのものだよ。」とも言って笑っていた。
    私だけの夢。
    私だけのかすかな光。

    それは、全ての命には平等に与えられているはずである。
    ただし、そのかすかな光に気づく感性をもっているかであり、
    それを自分の夢として追い求めるかであると思った。

    私は、かすかな光へ向かう人となりたいと、
    大田さんの人生と出会ってそう思った。

    深く深く魂の中に眠っていた何かを目覚めさせる力をもった名画だった。
    林光さんの音楽も美しい。心に沁みた。

    追伸:障がいのある子をもつ親の人たちにはぜひお勧めの映画だ。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 4

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件