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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2012年04月27日 05時40分25秒

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    人は、人によって

    左手には湿布を貼り、包帯を捲いてガードしている。
    少し捻るだけでも痛みがある。
    やっぱり明日からの祭りでの太鼓は無理なのだろうか。
    この時のために燃えているのに。
    その太鼓を叩けなくなった自分が何とも情けない。
    手首をねん挫した記憶は、私の人生には載っていない。
    なのに、祭りの一週間前にこの始末だ。

    〆切が迫っている仕事があった。
    それはそれで分かっていたのだが、
    どうしても〆切ぎりぎりまで動こうとしない。
    この年になると、どうも若い頃と違って仕事が回らないような気もする。
    木曜日、とにかく書類作りに爆走した。
    初めからやり直しがその時分かり、
    目の前が真っ暗になった。
    疲れ、疲れ、疲れても、どうにかしなければならない仕事だ。
    この時ばかりは、自分のいい加減さを恨んだものだ。

    昨日も8時まで忙殺されていた。
    だから、自宅に帰ると、疲労困憊の毎日だった。
    車庫のシャッターを開ける時、右手に痛みが走った。
    これもやっぱり情けなくとも、私なのだ。

    菊水一番搾りは、そんな私の必須のアイテムだった。
    夕食を食べる。何気なくテレビを観る。ちょっとだけ会話する。
    それから、自室に籠り、「アテルイ」を聴き、脚本を書き直している。
    10月の東区文化ホールで上演する物語の脚本だ。
    その合間に、山ノ下の「水土芸術祭」のポスターの原案を見つめて考えたりする。
    いつの間にか赤ワインが効き、物語の世界に没頭する。
    時代は大化の改新の頃。
    私は、太古の森の守り神になる。
    これも、私だった。

    私とは、いろいろな私が居るものだ。
    そのいろいろな私に対して、やっぱり卑下したり、諦めたり、絶望したりすることもない。
    駄目な私も、情けない私も、やっぱり私なのだから。

    そして、そんな私でもちゃんと向き合い、愛してくれる人たちが居る。
    「大丈夫、大丈夫」「とんとん」と言ってもらえる。
    心配をして、「疲れたろう」と言ってくれる人もいる。
    私は、だから今週は生きられたのだと、感謝している。
    やっぱり人は、愛の中で支えられて生きているのだ。
    怪我をして、仕事に忙殺される日々に、そのことがつくづくよく分かった。

    昨日でこの掲示板190万人を達成することができた。
    後4回で私のこの発言は2000回に達する。
    私のような三日坊主の男にとっては、奇跡のようなことである。
    それもこれも、毎日チェックしてただく皆さんのおかげさまと、感謝している。

    人は、やっぱり人によって生かされているのだ。

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