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  • from: クマさんさん

    2012年05月28日 10時11分04秒

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    相手を思いやる言葉を

    病院に毎日通っている。
    昼食や晩飯は、できれば一緒に食べるようにしている。
    いつも一階の売店に寄ってお弁当を買う。
    それから、病室に向かう生活だった。

    緊急手術のおかげで、痛みはずいぶん和らいだ。
    やはり神経が圧迫されて、通らない状況だったらしい。
    止まない痛みほど、切ないものはない。
    夜はその痛みの為に眠られないことが多いそうだ。
    何をしてやることもできず、何を代わってやることもできない。

    私もいつかは、こんな風に病室のベットで過ごす日が来るのだろうと思った。
    その時、どんな景色がその窓から見えるのだろうか。
    出来れば海が見えたらいいなぁと変なことを考えていた。
    「死は、全ての人に平等に訪れる。」
    「それは、遅いか、早いかの違いだけだ。」
    私は、病室を訪れるだけだが、
    帰ることができない人たちで、病室は溢れているのだ。

    いつもいつも感動するのは、
    医師と看護師さんたちの毎日の献身的な態度だった。
    連絡調整を密にして、しっかりと連携してケアに当たっていた。
    情報は担当する関係者によって共有され、
    すぐに患者のニーズや状況の変化に対応している。
    何よりも、優しく、誠実に対応する態度が素晴らしかった。
    いつも笑顔で、相手の立場に立っての看護には、感謝しかなかった。

    これが世の中だったら、きっとみんなも生きやすいのだと思ってしまった。

    弱さを感じて、苦労して生活している人がいたら、
    声をかけて、手助けしてあげればいいのである。
    「ベッドから降りるときは言ってくださいね。」
    「トイレに行く時は、呼んでくださいね。」
    「痛みはありますか?」
    そんな気配りや言葉かけが当たり前の病室だった。

    弱さの中で不安に生活している人にとっては、
    そんな言葉の一つ一つが励ましとなって心に響くものだった。
    それなら、私も普段の生活でできるのではないだろうか。
    相手を想う言葉をどれだけ一日で言えるか。
    それは、やはり看護士さんたちのように、
    意識して伝えるべきものだと教えられた。

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    さけ 秋桜

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