新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマさんさん

    2012年06月21日 09時24分28秒

    icon

    父のこと

    朝食の片付けけをして、洗濯機を回し、ここに向かう。
    今朝は、オムレツを次男のために作った。
    料理の段取りと腕とは少しずつ上がって来ている?
    次男が私の料理の判定員だ。

    そんな生活だったが、だいぶ疲れが溜まって来ている。
    昨日は午後から疲れ切っていたので、
    母のベッドの脇に断熱マットを敷いて、
    そこに横になって休んでいた。
    私の方も限界に来ている部分があるらしい。

    父が、昨日は2回母の病室に来た。
    11時に栄養士さんからの指導を私と父とで受けている間も、
    イライラと怒ってばかりいた。
    早く母に会いたいと言う気持ちからのようだ。
    私は、何度も説明してくれる栄養士さんに謝った。
    昼食前の短い時間だったが、
    それでも父は母のベットの脇に車椅子で来て、母の手を握っていた。

    母は、目を少し開けるだけになった。
    さすがに、父の呼び掛けには反応するが、すぐにまた目を閉じる。
    聴こえて、その想いは確かに届いているはずだが、
    母からの反応は、だんだん薄れて来た。
    父は、母に苦労ばかりかけてきた。
    母は、そんな父を優しい人だと赦してきた。
    父は、こんなはずではなかったと、嘆き悲しんでいる。
    母も、そんな父を置いて行くわけにはいかないと想っている。

    母の身体がまた少し小さくなり、呼吸も少し浅くなった。
    それでも、ここに母が息をしていてくれる。
    母の手を握ると、まだ温もりを感ずる。
    ここに居るのは、母である。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 3

    icon拍手者リスト

    さけ waka 秋桜

コメント: 全0件