何か非常に疲れて、やる気が出ない時はどうしたらよいのだろうか。
エンドレスの生活の中で、突然すとんと意欲が落ちた。
私は、これからどう生きて行くのだろうか・・・。
しかし、そんなことはいちいち考えなくとも、
生きる道と方向とは指し示されているのだ。
ただ淡々と、日々を生きる。
そのことにこそ、生きる意味はあるのではないだろうか。

どうしてこんなにマイナス思考になってしまったのだろうか。
やはりこの生活を夢中になって続けて行くうちに、
自分でも分からない疲れが溜まってしまったのかもしれない。
やばいなぁと、そんな自分を振り返って思う。
現実は、そんな私には関係なく、進んでいるのだ。

私は、何だかこれまでの日々が、今日はやけに虚しく感じられる。
私は、いったい何をやって来たのだろうか。
母は、居ない。父は、ここには居ない。妻は、今は居ない。
私は私なりにそれに対処し、働き続けて来たつもりだ。
しかし、母は、亡くなり。父は施設で、妻はいつまでも病院だ。
私の仕事が再開される。
そのことが、何とも自分自身で不安になるのだ。

そうだった、この日々の生活とは、社会的な何かとはつながっていない、
極々私的で個人的な生活なのだった。
そのことと、世の中とは何の関係も意味も存在しないのだ。
私は、二か月の間、そんな場所で生きていた。
日々、現実は向こうからやって来て、
それを一つ一つ解決することだけで目いっぱいだった。
ある意味思考停止。
そのことだけで十分で、あっという間に一日が終わった。

今、父が施設に入ることで、この爆走の一つのゴールに到達したはずである。
だが、だが、何かがとても虚しく感じられるのだ。

この虚しさとは、いったいどこから来るのだろうか。
ふとふとその虚しさにやるせないものを感じ、
ある種の焦りのようなものを感じている、今朝の私だった。
この想いは、これまでには無かったものだ。
何かが自分の中で変化しようとしている兆しでもあるのかも知れない。

父の不安定が、私にもうつったのだろうか。
本日は、その不安定の最中で静かに生きることにする。