少しずつ、現役に復帰するように移行している。
休職中のブランクは大きく、まだまだ元には戻らないが、
ここで私は、しばらく休んでから復帰する人の立場になれた。
その時は、やっぱり受け入れる人たちの優しさに助けられるものだった。

私の机の上に、付箋２枚にメモを書いてくれた同僚がいる。
順番にこなさなければならない仕事が列記されている。
それを見ながら、一つずつ完了させようとしている。
しかし、なかなか思うようには進まない。
でも、私は焦らないことにしている。

普段の生活も、新たなリズムを作ろうと努力している。
まだまだ、次男との二人暮らしが続くようだ。
私がこの掲示板を書けなくなった訳は、
次男のために朝食を用意する時間が必要になったからだ。
そのために、朝は分刻みのスケジュールとなった。
起きる。米を研ぐ。味噌汁を作る。魚を焼く。サラダを作る。
次男には母親が居ない寂しさを味わわせたくないので、
食事だけでもしっかりとした献立を作るようにして来た。

その間に40分近くのジョグを入れる。
帰って来てストレッチと筋トレをダイニング脇のリビングでする。
その間に次男が食事をしていることもあった。
さて、後片付けである。
私は、忙しいからと後回しにしないことにしている。
短時間で、さっとテーブルを片付けて、食器を洗って、シンクをきれいにする。
そしたら、すぐに出勤の時刻となる。
戸締りと火の用心は私の担当だ。
母が居た時は、全てこれを母がやってくれていた。

「行って来ます。」と、車庫のシャッターを閉める時、
母の「行ってらっしゃい」の声がない。