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  • from: クマさんさん

    2012年08月21日 05時37分14秒

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    三畏こそ

    父に信仰があったら、もっと楽に生きられるのに。
    そんなことを考えることがある。
    父は、まだまだ我欲の中のようだ。
    「俺が、俺が」が、年と共にもっともっと強くなっている。
    俺を捨てるところに、楽しさがあるのに、
    その反対の道をその年まで歩いて来た。

    どうして何だろうと、いつも想っている。
    内心の声。良心の声。そんな呼び掛けはきっとどこかであったはずなのに。
    その声を聴いたら、ただその声に赤子のように聴き従えばよいのに、
    父は、そうしなかった。
    「何が神だ。何が仏だ。そんなもの信じられるか。」だった。

    それは、目に見えるものだけがあてにできるものであり、
    目に見えないものを大事にする信仰何ぞ、
    きっと誰かに騙されているのだとの考えからだった。
    だから、神仏を拝む時は、現生の利益をお願いする時だけなのだ。

    しかし、しかし、そんな父の魂にも、その声は確かに響いているはずである。
    特に、母が亡くなり、父が孤独と寂しさの中で生きざるを得ない現状では、
    やっぱり父すらも、仏に手を合わせることだろうと思っている。

    「お任せします。」
    それでいいではないかと、私は想う。
    ちっぽけな私は、威張ることも無く、誇ることも無く、ただ小さな人として日々を生きるだけである。
    迷いがあり、切ない現実があり、時には途方に暮れるから、
    「お願いします。」
    「助けて下さい。」と、祈るだけだ。

    何宗なんて関係ないと想う。
    天も仏も神も一つなのだから。
    そして、その一つから私が生まれ、その一つから全てが生まれたのだから。
    つまり、一つの想いや魂が、この自然な世界には満ち満ちているし、
    その魂の言葉を私たちに伝えてくれた偉大な先人がいたし、
    本来はその心しかなかった私がここに存在しているのである。

    今朝、4時に目を覚まし、吉田清太郎の本を読んでいた。
    神を見るには三つの形式を取る。
    1 万有を通して見ること
    2 偉人、ことにキリストを透して見ること
    3 自己を透して見ること

    自然から受ける天地からの恩に感謝する。
    自然の恵みに生かされているその大いなる恩愛を心に感ずる。

    人類を透して顕現する知恵・能力及び慈愛は神の知恵・能力及び慈愛の顕現と観るべきなり。
    要するに、偉人は万有を透して神が顕現すると知ると同時に、
    自己を透して神が顕現していることを自覚したる者なり。
    ソクラテス然り、孔子然り、天命を知る者然りなのだ。

    目に見えぬ神の心に通ふこそ人の心の誠なりけれ 明治天皇
    つまり、我を捨てて、「誠」、「本心」に立ち返る時に、
    自ずから神の心に触れるのである。
    「三の畏あり。天命を畏れ、大人を畏れ、聖人の言を畏る」

    さてさて、そうしたごくごく自然な日々の生活の中で、
    生かされていることを感謝して、祈る。
    すると「本心」である「良心」に立ち返り、その道をリセットできる。
    ただねこれだけなのだ。

    そのことを、父は誰からも教えてもらっていなかったのであろうか。

    今からでも遅くはないのだ。
    そのことを伝える人が、この現世には求められていることを、
    この吉田清太郎氏の生涯を読みながら、ひしひしと感じた。

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