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  • from: クマさんさん

    2012年09月16日 08時22分30秒

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    祭りに参加できない

    山ノ下祭りだ。
    しかし、今年は参加できない。
    いつもならば一番太鼓を押して町内を回っている。
    しかし、今年は母が亡くなったので、鳥居をくぐれないそうだ。
    つまり、来年の春祭りも参加できない。
    祭りは、一年間のお休みだそうだ。

    祭りに参加できることは、家族が平安であるということだった。
    それだけ、我が家は平安な日々が続いたということだろう。
    私が参加できない代わりに、長男に助っ人を頼んだ。
    彼は小1から太鼓を叩いている。
    とにかく一番太鼓の名手である。

    小学生の頃、彼の太鼓はよく褒められた。
    役員の人がわざわざ彼に近づき、太鼓を褒めてくれたこともあった。
    彼にとっては、祭りの太鼓は一つの自慢の種だった。
    誰にも負けない。自分で誇れる。
    そういうものをもっていると生きられるものだ。

    次男もそれ真似て太鼓を叩いた。
    母は、祭りになると親子で太鼓を叩いている私たちの姿をそれはそれは楽しみにしていた。
    そう言えば、祭りのたびに母は手料理を作り、東京の従兄弟の家族を呼んでいた。
    従兄弟の一人息子が太鼓が好きで、毎年この祭りに参加することを楽しみにしていた。
    しかし、今年は母がいないので来ないようだ。

    ああ、母がいないのだ。
    そう思う時が、ときどきある。
    生きていてくれたらとは、思わないことにしている。
    母には、チーンで話をしている。
    今でも、いつまでも、私の背中を見て、励ましてくれ、守っていてくれる。
    それを感じているから、母が・・・とは、思わないのだ。

    祭りに参加できない朝だ。
    そんな日が来てしまったのだ。

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    さけ

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