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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2012年12月26日 07時35分02秒

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    途中の会で語る

    大荒れの天気だ。
    この掲示板を書かない日々は、私の心と身体とが疲れている日々でもある。
    とにかく激動の日々は、なぜか続いている。

    土曜日に、長岡に行った。
    SさんとWさんとの「途中の会」のためだった。
    この会は、実に不思議な会なのだ。
    ただ語り合う。それも人生についてを。いかに生きるかについてを。
    それだけで、延々と向き合い、語り合い、分かち合う会なのだ。

    Sさんが、市民生活センターに会議室をとっていてくれた。
    2時から私とSさんとで向き合って、語りが始まった。
    母の話だった。
    仏壇が我が家に来てから、あちらとこちらとをつなぐ通り道ができた気がする。
    チーンと鳴らしてお参りすると、つながってしまうのだ。

    母は、傍らに存在している。
    そして、この傍らに黙って立つということが、
    愛の姿なのではないだろうかという話だった。
    何も言わない。何もできない。でも、見捨ててはおけない。
    心からあなたのことが心配で心配でしかたない。
    でも、そっとしておく。ただ見守る。そして、祈っている。
    そんなかかわりをしてくれる人が一人でもいたら、人は生きられるのではないかという話だ。

    小千谷に避難した3.11の被災者の人たちに対する、
    小千谷市民の立場がそうだったという話になった。
    かかわることを遠慮し、配慮し、いつでもかかわれるスタンスで見守り続けた。
    そして、生きる力はいつしか被災した人たちの中から回復され、
    疲れから癒えたようにして、笑顔になって立ち上がり始めたという話だ。
    自然に任せ、相手の負担や心の重荷にならないかかわりを通す。
    それは、まさに傍らに立つという態度にほかならない気がした。

    できることは何もないかもしれない。
    しかし、黙ってその人の悲しみや痛みを感じながら、
    涙をじっと耐えながら、傍らに立ち、傍らにかがみ、傍らに居る。
    そのことの人間らしさに、お互いが改めての感動だった。
    これなら、こんな無力な私にもできることなのだ。

    それを、母が私に今も教えてくれていた。
    Sさんは、その力のすごさと確かさとを、
    被災した人たちとの関係の中で学ぶことができたと語っていた。

    そんな話で2時間はあっと言う間だった。
    途中、Wさんが登場した。

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