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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2013/02/06 05:52:01

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    欲はなく、良くはなく

    毎日、ほとほと疲れて帰ってくる。
    今は我が家にたどり着くという表現がぴったしかもしれない。
    帰りにコンビニに寄って、菊水一番搾りを一本買う。
    一本しか買わないところがみそなのだ。
    休肝日はまったく存在しなかった。
    それでころか、映画を観ながらのホットウイスキーだ。
    私の身体が内臓から弱っていくのは、こんな生活をしているからだ。

    人生も峠を過ぎて、下り坂を歩いていると、
    若い頃は思わなかったことを、思うことも多くなった。
    あんまし何もいらなくなった。
    良寛さんの生き方ではないが、あれもこれもとの欲がなくなった。
    平穏無事のありがたみがよく分かる。
    つつがなく一日を終えて菊水を飲めることが幸せなのだ。

    自分と家族の健康の大切さも思っている。
    3人が同時に入院した我が家だった。
    二つの病院の掛け持ちの日々には、確かにすごい思い出がある。
    介護には土日祝日はあり得なかった。
    エンドレスにその日々は淡々と続くのだった。
    しかし、そんな日々にも諦めつつ、耐えられたのは年をとったからだと思う。

    たった一回きりの後戻りできない一本道が人生だった。
    あらゆることは全て初めての出会いなのだ。
    そして、人はどんなことがあろうともこの道を生き抜かねばならないのである。
    人生そのものの疲れを感じている私は、
    本当に休みたいなぁとか、立ち止まりたいなぁとか想うのだった。
    それでどうするかではなく、
    ただ出家のようにこの世の外に身を置きたくなるのである。

    今日一日だけ生きる。

    傍に居る。

    ただ愛する。

    欲のない生活の55歳には、そんな生き方だけが似合うようだ。
    後は、淡々と日々を歩き、自然の美しさに慰められるだけである。

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