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  • from: クマさんさん

    2013年04月07日 09時43分13秒

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    思うこと2

    原点を見失っているから、元気がないのだろう。
    そういえば、山に久しく登っていなかった。
    昨日、村上の山賊会のメンバーが弥彦山に登ったそうだ。
    山賊の山開きだった。
    私は、山に登り汗をかくことをすっかりと忘れていた。
    あの山頂に立ち、雄大な眺めに見とれることを忘れていた。
    そこで母の手作りの弁当を広げて、菊水を飲み、
    わいわいと楽しむことを忘れていた。

    そこで人生の先輩や達人たちに話を聴いてもらったものだった。
    25年たってもやっぱり私が一番年下なのだ。
    山の先頭に立ち全員を山頂に導くのは私でも、
    私の人生の危なっかしい生き方を導き、励まし、支えてくれたのはこの仲間たちだった。
    ああ、あの飯豊のブナ林も原点であるが、
    山賊の仲間たちは、やっぱりかけがえのない原点であったなあと、やっぱり思う。

    人は、出会いだ。
    たった一度きりで、後戻りのできない人生だ。
    その限られた時間の中で、人はどんな人と出会い、分かり合い、
    大事に想い合って来たのだろうか。
    山賊会を私が作らなかったら、この人たちとの出会いはなかった。
    それも村上の人たちとの出会いである。
    それもやっぱり必然だったなぁと、つくづくと感ずる。

    人生は、喜びと楽しさだけでは生きてはいけない。
    人生は、苦であると言ったほうが、納得がいく。
    その苦の中を生きていかねばならないのだ。
    死んだらどんなに楽だろうかなぁと思うことは、
    いつでもあるのではないだろうか。

    生き抜くということは、やっぱり誰かが教えてくれたように冒険でもある。
    そして、この人生という旅にある途上では、やっぱりどうしても歩くしかないのだった。
    私は、歩くことに疲れたから、ここで休むことにします。
    でも、死ねないのだ。
    そこには、生きている私が存在している。
    その私という今日を生きねばならない人生に途方に暮れていたりする。
    「分からない」「行き先が見えない」「立ち上がる力がない」
    さて、どうするか。

    そんな時である。
    やっぱりある人生の時間を共有し、苦楽を共にし、
    楽しい思い出をもつ仲間たちがそこにいることに気づくのは。

    久しぶりにメールでもしてみようかな。
    何だか声を聴きたいな。
    今、ちょっと困っています。今、ちょっと元気がありません。今、ちょっと泣きたいです。
    でも、そんな弱音を素直に語れる友が、そこには居てくれている。
    久しく合わずに忘れていただけなのだ。

    「クマさん困ったらなんでも言って。山と山賊のみんながついているからね」

    ああ、やっぱり傍に居てくれたんだ。
    私は、私の周りの人ばかり見ていたから迷い、苦しみ、間違ってしまったのだ。
    人は、見ない。
    傍に生きている魂の声だけを聴く。

    そして、自分はいらないのだから、どんなに駄目でも情けなく想うこともないのだと、
    これも私なりの原点だった。


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