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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2013年05月16日 15時16分08秒

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    弱さを書こう

    「クマさんだけでないよ。私だってそうだったんだから」と、ある人から教えられた。
    「そうか。私だけでないんだな」と、その言葉を聞いたとたんにほっとした。
    人は人それぞれに悩みがあり、苦労があるものだ。
    しかし、こうなってみると何だか自分独りだけが切ない思いをしている気になる。
    そうすると、もっともっと寂しくなるものだ。
    でも、こうして「私もそうだったんだよ」と言ってくれる人がいることは幸いだ。
    人は、人とは弱さで繋がれるからだ。

    「クマさん、親父達よを待っているよ」と、言われたこともある。
    本当に二ヶ月間もの間、満足に更新していなかった。
    いつもなら5時半から30分間かけて一気に書き上げる掲示板が、
    とにかく書けなくなってしまったのだ。
    しかし、その人が言うのには、
    「クマさんの親父達よを読むとほっとするよ」と、言ってくれる。
    それは、私が弱音ばかり吐いているからだった。
    失敗したり、壁にぶち当たったり、潰されたりしている私の姿。
    それは、同じ境地にあったり、かってはそうであった人たちに共感されるのだ。

    悲しみと弱さとには、共感できる。
    それは、みんながそうだからだと私は思う。
    だから、強くなりなさいでは、話が先に進まないのだ。
    その泣いてる人の横にうずくまり、そっとその人の手を取って、共に涙を流す。
    これしか、悲しみに対する優しはないだろうと私は思う。

    私は、こんな体験日々している。
    それはある意味では、貴重な人生体験ではないかと少し思えるようになった。
    今、日々私が感じていたり、思ったりしていることをここに書き留めたら、
    同じような境遇にあう人にとっては、少しの慰めになると思うからだ。

    その人がそうであったように、「自分だけではないんだ」という気づきは、
    こうした人生の重荷を少し軽くしてくれる力があるものだった。
    もうカウンターがなくなったので、日々どれだけの人が来てくれているか分からない。
    しかし、ここに私の日々の気持ちを書いて発信することは、
    そういう意味で意義があるのではないかと、私は教えられた。

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