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親父たちよ

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  • from: クマどんさん

    2013年10月30日 11時32分08秒

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    けっして消えない

    庭がすっかりと変わってしまった。
    昨日の午前中に庭の落ち葉を掃除した。
    あんなに盛りだった百日紅はもうどこにも存在しないのだ。
    消えてしまったわけではない。
    ただ時期が来たから、静かにこの枝から離れただけだ。
    小さな実になって土の上に落ちていた。

    季節の循環は、けっして逆戻りはしないものだ。
    いつの間にか、私は夏を乗り越えていた。
    過ぎ去ってしまったあの暑い暑い夏はいったいどこへ行ってしまったのだろう。
    夏もやっぱり時期が来たから去っていったのだろう。
    しかし、けっして夏は消えてはいないはずである。

    全てのものは、循環の中にある。
    それは、時期が来れば、時期を感じて去っては行くが、
    けっして無にはならないものだ。
    目には見えなくても、ここには空気が溢れているではないか。
    私は、その大きな空気の循環のおかげで生かされている。

    私には去ってしまった月日がある。
    しかし、それはけっして消え去ってはいないのだ。
    きっと大きな大きな命と時間の循環の中で、
    形を変えて、姿を変えて存在しているのだと信じている。
    その循環の時間が、こうしてたった今も、私の中の私を醸成しているのだ。

    色即是空であり、空即是色でもある。
    それは、全てのものは変わるということであり、
    全てのものは何も変わらないということでもある。

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