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  • from: クマさんさん

    2013年11月08日 10時38分12秒

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    主人公は

    昨日は、夕方からものすごい嵐になった。
    突然風が吹き出したと思ったら、辺りが真っ暗になり、
    上空を真っ黒な雲が覆い、雷の光と音とが鳴り響いた。
    こんな時は、サッシで囲まれた物干しに出て、雷の見物をする。
    この自然の雄大で恐ろしいスぺクタルがたまらないのだ。

    言葉を書く事も、行動だよと教えられた。
    人がやれることはたかが知れている。
    今日一日をどうやって生き抜くか、それだってなかなか大変なことと感じる。
    人は、どうしても意味や結果を求めてしまうものだからだ。
    何も為さない。
    本当はそのささやかな1日の生活の中に、ささやかな喜びを見出せばよいのだ。
    それが、この人生を生きるということだろう。

    ただ生きることに、忠実に素直に生きる。
    今日一日という時間を与えられたからとて、あくせくとすることはない。
    あれもこれもとやらねばならないこともあると思うが、焦らぬことだ。
    全てのことは為るように為る。
    そう思って生きたいものだが、なかなかそうはいかないものだった。
    やっぱり欲があるからだろうか。

    書くことは好きだ。
    こうして書いているのは、誰かに話しかけているような気がする。
    その誰かは、ちゃんとこんな男の言葉を受け止めて、黙って聴いてくれる。
    この黙って聴いてくれる誰かが、大事な誰かなのだ。
    その誰かとは、自分の中に居てくれる誰かなのかもしれない。

    今は、その誰かと共に生きている気がする。
    昔の禅の師匠が言っていたそうだ。
    修行の途中で大きな声で問いかけるのだそうだ。
    「主人公」と。
    すると、本人が「はい」と答える。
    そん本来の真面目は、やっぱりいつもこの私の傍らに居てくれるのだ。

    あの雷はいつしか遠く響きを残して去っていったが、
    この主人公は、けっして去ることはない親友であるのだ。

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