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  • from: クマどんさん

    2014年01月23日 06時27分39秒

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    どん底は、深い

    どん底まで落ちると、そこからは、ただほんの半歩でも前を行くだけだ。
    どん底とは、とてもとても深いものだ。
    それは、手を離して飛び降りていくようなものだ。
    どんどん降下はする。どんどん深くなる。
    でも、どん底とは、ある意味、心地よいものでもあった。

    社会的な流れや価値観から一時リタイアできる。
    そこで考えられることは、「いかに生きる」の本質的なことだけだった。
    日々、どん底のゆったりとした時間の流れの中に居ると、
    それはそれでとても人間らしい生活に思われた。

    青い空を眺め、往く雲を見つめる。
    庭の花たちや山野草が私を見守り、語ってくれる。
    雀がいつもこの庭を訪ねてくれた。
    私は、この庭に出て「老子」や「荘子」を読んでいた。
    私は、私としてここに存在している。

    何も卑下することはなかったし、いつの間にか焦る気持ちもなくなった。
    どん底に落ないようにと、人は日々を必死に生きていたりする。
    この世の流れと価値観とを守ろうと努力する。
    疲れきっている自分のことすら忘れようとして。
    でも、本当はこんな時間の流れや、価値観もあるのだ。
    どん底は、それを人に教えてくれる。

    何事も、人は体験を通してしか、学ばないものだと、
    この痛みと哀しみの中でありながら、
    改めて落ちていく深みの意味を、私は学ぶことができたことは、
    今思うとありがたいことだった。




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