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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2014年02月25日 05時31分37秒

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    三日月の夜明け前

    今朝、すごい三日月が夜空に光っていた。
    月を見るようになった。
    月は、ルナだ。
    その眼差しに心を癒される。

    昼にはお日様が光り輝き、夜には月が輝いている。
    よくしたものだ。
    いったい誰が考えて、この摂理を作ったのだろう。
    夜、月がなかったら、漆黒の闇夜となる。
    しかし、月が輝くおかげで、闇夜から救われる。

    昔、月明かりだけで山に登ったことがある。
    ヘッドランプをつけると、その光の輪だけが明るく、
    その周りは闇だった。
    試しにヘッドランプを消したら、目がなれるに従って、
    満月の明かりで、ずっとむこうまで見渡すことができた。
    私たちは、獣のようにして、月明かりだけで山道を登った。

    たとえ心の闇になろうとも、月は必ず登って、照らす。
    三日月の光は弱いかもしれないが、
    その輝きのおかげで、心がほっとするものだった。
    ここに居てくれた。
    ここで私のことを見守り、照らしてくれていた。
    まさに「一隅を照らす」ではないだろうか。

    ろくな生き方をしていない私であるが、
    誰かの心を照らす三日月ぐらいでもありたいと願っている。

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