朝寝坊が続いている。
5時には目覚ましで起きるのだが、また寝てしまう。
それだけ、身体と心の疲れが溜まっているのだろうか。
起きてみると、もう8時を過ぎていた。
失ってしまった時間が惜しくて、哀しくなってしまった。

起きるのは、ほんのちょっとの我慢だった。
寒いから、眠いから、あったかいから、布団からは抜け出せない。
そして、そのままウトウトとして二度寝に入る。
目が覚めたら後悔のどん底だった。
休日だから、時間があるから、そう思うから自分に甘くなる。
甘くなると、ついつい楽な方に流れていってしまう。
そのつけの大きいことを忘れたかのように。

そんな生き方の連続だった気がする。
ぬくぬくと温まりながら、そこから動けなくなってしまう。
もし、起きて走っていたら。海を観ていたら。松林を歩けたら。
どんなに気分が違うことだと思っている。
しかし、できなかったことを悔いてもこれまた時間がもったいないのだ。
まず、これから遅く始まった一日をどう生きようかである。

昨日、病院だった。
血糖値の数値が好転していた。体重は1ヶ月で4キロ以上落ちていた。
食事と運動のおかげだった。
今は、そのことで自分を慰める。

本当に日々、いろいろなことに出会っている。
嫌なこともいいことも、私に関係なく向こうからやってくる。
それを、どんなことでも感情に惑わされず、平常心で受け止めたい。
今朝の寝坊や、走れなかったことも、諦めよう。
ただ、何事があっても淡々と受け止められたら、
それでいいまではないかと、最近思っている。
何もない。実に、何もない。それでいいのかもしれない。