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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2014/03/16 22:56:56

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    レント

    「レント」というミュージカルを観た。
    何度目だろうか。
    いつもいつも何かを教えられる映画だった。
    某生命保険会社のCMにこのテーマソングは使われている。
    一年を何で計るか。
    いや、一年をどう生きるか。
    それは限られた時間であることは確かであり、
    みんな平等な時間であることも確かだった。

    その限りある人生を何に使って生きるのか。
    愛だろうと、その人たちは生き方を通して教えてくれる。
    エンジェルというゲイの人がいる。
    彼は、教授を愛して、その愛に全てを託してエイズで死んでいく。

    人は、死ぬ。
    その人に残されている時間は誰にも分からない。
    明日の朝、目覚めぬことも想定内の人生だ。
    だから、明日でもなく、昨日でもなく、今日、この今しかないんだ。

    先のことを不安に思い、自分の夢羽捨てるよりか、
    今、ここで夢を描いて、愛と夢の中で生きていきたい。
    ボヘミアンとしてのその生き方を全うすることこそ、生きるということだった。

    全ての人の人生は「レント」ではないだろうか。
    この世にしばらくの間、間借りをしている。
    そんな時間の猶予を天から頂いて生きている。
    そして、ならば、何を為したらよいのかと、登場する人たちは自分に問うている。
    「愛は、独りではない」「愛することで、生きる力を与えられる」

    私は、何をしているのだろうか。
    ある意味、今の私は魂が死んでいる。
    この今を、ただ呆然として、無為にして、見過ごして、アディユと去らしている。
    生きる歓びを感じているのだろうか。
    何かを賭けて、いのちを燃やしているのだろうか。

    エンジェルと教授との愛に、真実を感じながら、
    その愛を信じて、全てを捨てて進めなかった自分を思った。
    私の間借り期間は、残りの方が少なくなってきている。
    後、4年もすれば60歳である。
    そう想うと、こうして今を生きていることそのものが不思議に思われる。

    すべては順番なんだろうが、残りのその時間で何を為そうというのだろうか。
    そのサムシングが、向こうからやってくることを待っている。
    そのうちに年をとってしまうことを分かりながら。

    追伸 聖書には「レント」を受難と書かれてあった。これも意味が深いものである。

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