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  • from: クマさんさん

    2014年04月25日 06時27分09秒

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    まず走ろう

    少しずつ走るようにしている。
    距離もあの走っていた頃のように、6キロと長くした。
    自分の体との相談だ。
    いつも右足のふくらはぎと、左足のもも前の筋肉が痛みを感ずる。
    そうしたら、スピードを落とし、
    それでも治らなければ、歩くことにしている。
    これは、誰ともの競争ではなく、
    これは、どうしても果たさねばならない約束でもない。

    走ることに復帰してみたら、心のほうもスキッとするようになった。
    初めはゆっくりと走り出す。
    呼吸を整え、自分の体との会話をしながら。
    調子がよかったら、歩道橋までの時間を縮めて行く。
    9分25秒が、8分45秒になった。
    そんな小さな成長が嬉しいものだった。

    走ると、お地蔵様に会える。
    だから、お賽銭は欠かさずもって走っている。
    お地蔵様のありがたさとは、いつでもそこに居てくださることだ。
    そして、黙って私の話を聴いてくれる。
    何も言わず、じっと瞼を閉じて、裸足で右手には百丈を持って立っている。
    いつかお地蔵様の声が、心に響く日が来るだろう。

    それから坂を下り、信号を渡り、発電所の裏のトンネルの道だ。
    ここではいつも走っている自分の影に励まされる。
    季節の変化をいつも感ずる場所でもあった。
    キジが歩いていることもあり、野草が茂り、花の美しい場所でもある。
    自然との出会いは、心を洗うものだった。
    臨港病院を過ぎると、流石に疲れがピークになるので、
    ここからセブンイレブンまでは歩くことにしている。

    いつも感ずることだが、走りはやっぱり人生そのもののような気がする。
    走るために一歩踏み出す。
    走るためには走れる身体が必要だ。
    いつも選択し、絶えず考えている。
    家を出ることで、菩薩と出会い、自然と出会える。
    疲れたら休めばいいんだ。
    これは、競争でもなく、約束でもない。

    自分で決める。
    後はゴールまでの残りの距離を考えて、
    走り拭くための体力の分配を配慮する。

    1日生き延びるということは、
    1日のランをどのように走り抜くかでもあるのだった。
    だから、まず走り出そう。
    それが、この痛みから学んだ私の結論だった。


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