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from: クマドンさん
2014/09/02 22:46:50
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摩訶不思議な年に
さてさて、やっぱり書かなくては生きてはいけないな。
そんな気がしてきた。
自分が自分らしく生きることが、この人生の修行の目的だったりしてね。
どうやって自分を生きるか。
その選択は、苦悩と失意の中でしか生まれないようだと、今も思う。
あ、ドン底だね。
でも、そこにとどまって生きていることとは、どん底ではなかったのかもです。
今日、勤め先のマンションの9階から飛び降りた41歳の男性の話を聴いた。
夕方だったそうだ。かってそのマンションに高校時代まで暮らしていた人らしい。
彼は、自死を選んだ。
それは、私の山の大親友もそうだった。
この世からいなくなることが、許しなのだろうか。
どんな気持ちで、あのマンションのフェンスをまたいで、飛び降りたのだろう。
叫びが小学校のグランドでサッカーをしていた子供たちには聞こえたそうだ。
死ぬこととは、楽になることなのだろうか。
あ、どん底だね。
でも、でも、でもだよ。
こんな話を親身になって聴いてくれる誰かが必ず存在するんだ。
私には、それがよく分かる。
自分自身が弱れば弱るほど、傍に寄り添いじっと待っていてくれる人は、
そこには必ず居るはずだった。
しかし、私は山の大親友であり、大先輩であるOさんの自死を、
私の仲間から電話で知らされた。
「えっ、嘘だろう」と、絶対に死とは対極に生きた人だったからだ。
何も分からぬまま、村上行きの電車に乗った。
闇の外、電車の窓には私の顔がぼんやりと映っていた。
「どうしてなんですか・・・・。」
あ、どん底だね。
人は、その死の隣に生きていることを分かっていなかったのかもしれない。
私は、臆病だから死なないと思う。
でも、あれだけ大胆で剛毅で、おおらかなOさんは、
自宅の山荘で酒と料理をたらふく食って、
プールにトレーニングのためのスイムに出かけ、
翌日の朝には、近くの山林で自死していた。
そんなに危ういほど近くに死とは存在するものなのか。
今、そんなOさんを思い出す。
それは、Oさんが自死した年に私がなったからだろう。
この年は、心も体も弱る年らしい。
そんな摩訶不思議な年に私も入ったようなのだ。-
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