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  • from: クマドンさん

    2014年09月23日 13時45分49秒

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    欲はなく

    何もしないでのんびりと生活する極意とは何だろう。
    欲もなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている。
    そんな穏やかな生活は、あれもこれもとは正反対にあるのだと思う。

    朝、またジョグを始めた。
    とにかく体が重く、足が上がらず、難儀している。
    そんな時は、無理しないことにした。
    ゆっくりゆっくり、歩くような速さで走る。
    どんどん後ろからランナーに追い越されていく。
    ランナーは、走りに対しては誠にストイックなものだった。
    追い越して行ったランナーの背中があっという間に遠く、小さくなっていく。
    それでも、アリの走りは続けていく。

    息苦しくなったら、そこで立ち止まり、歩きに変える。
    ギャーチェンジも必要だ。
    私のギャーはローかセカンドしかなくなった。
    それでもいいと私は想う。

    あれもこれもと想うと、達成できないものばかりで、苦しく、寂しくなってしまう。
    独りぼっちでいるときは、独りぼっちでいたらいいんだ。
    走れないなぁと思った日には、休むことを決めればいいんだ。
    走っていて辛かったら、すぐに歩きに切り替える。
    それが柔軟な生き方というものかもしれない。

    57歳になってから、1カ月たった。
    ある日、ある時にふと想った。
    そうか、これからの人生は、死にゆくまでの人生なんだなぁと。
    「メメントモリ」
    突っ走っている時には、そのことに気付かないだけなのだ。

    さてさて、人生はジョグと同じだった。
    もうトップスピードを維持できない体となったなら、
    立ち止まって一息ついて、ゆっくりと歩けばいい。
    歩いていると、季節の風の香りを感じ、小さな野草たちとの出会いも待っている。

    自転車で疾走しては分からない世界がそこには生存している。
    その世界との出会いに、ほんの小さな小さな喜びを感じられる年代となった。
    欲はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている。

    そんな生き方を、今日1日だけでもしたいものだと思っている。

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