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  • from: クマドンさん

    2014年09月23日 14時01分10秒

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    生きることの「勇気」

    昨日、NHKの番組で義足の女性たちの特集があった。
    何気なく観ていた私は、いつの間にか彼女たちの人生に惹きこまれていった。

    20歳で交通事故で右足を膝から下で切断した彼女は、
    やっぱり初めは現実を受け入れられず、引きこもりの生活をした。
    そんな彼女を心配して、両親はある義足の技師のところに彼女を連れて行った。
    希望も夢も失っていた彼女は、看護士の学校も中退していた。
    「この子は、絶望のどん底だなぁ」と感じた技師さんは、
    彼が作っている義足の人たちだけが集まるスポーツ団体に彼女を連れて行った。

    そこでは同じ義足の人たちが、陸上スポーツを楽しんでいた。
    笑顔があった。励ましがあった。助け合いがあった。
    どうしてこの人たちは絶望しないで、将来に夢をもって生きているのか。
    それが彼女の疑問だった。
    そして、本当は積極的で、人とかかわることが好きだった彼女は、
    そこに参加している一人一人に聴いてみた。

    病気や事故で足を失った人たちだ。
    両足の股関節から義足をつけて、スポーツを楽しんでいる人もいた。
    そして、みんな共通することは、それをそのまま楽しんでいることだった。
    足を失ってからは、何気ない普通の生活が、
    どんなにありがたかったかと思ったそうだ。

    しかし、その普通の生活のままだとしたら、
    きっと自分はこんなにもいろいろなスポーツに熱中する生き方には、
    ならなかったかもしれないと、彼女は言っていた。
    高校から続けているフットサルを再開した。
    以前のようには想うように動けないが、
    ボールを追う楽しさは、運動できる喜びは、以前にも増してあるそうだ。

    彼女は、義足の人生を受け入れた。
    そして、同じ苦悩をしょった人たちの中に入り、
    そこで、あるがままを受け入れ、自分の人生を楽しむ生き方を学んだ。
    同じ人生でありながら、失われた片足は、
    彼女に全く違った、喜びのある人生を与えてくれた。

    ただし、やっぱりそれを受け入れ、あるがままをよしとする、
    「勇気」が必要なんだなぁと、彼女の絵顔を見ていて、そう感じた。
    「勇気」だよなぁ。
    私には、それが欠けているんだなぁ。

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