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  • from: クマドンさん

    2015年09月18日 05時24分20秒

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    毎日27キロの移動

    雨の朝だ。
    今週は新潟マラソンに向けて減量のためのトレーニングの日々だった。
    とは言っても、朝5キロ走ることと、
    職場までの自転車22キロの往復をしただけだ。
    ところが、一日27キロ移動が4日間で108キロ移動となっている。
    つまり、と゜んなに小さなことでも、こうして続けることで、
    大きな数値に変化するということだった。
    危機感を感じた体重は、それに反比例して2キロ近く減量された。

    こうやって戦争は起きるんだなぁ。
    日韓併合・満州事変・日中戦争・太平洋戦争。
    軍国主義の日本は、アジアの平和のために侵略を続け、
    列強諸外国による制裁に抗議して、アジアへの進軍とアメリカへの宣戦を布告した。
    当時の政府の説明によれば、きっとその侵略は全て理由の在る正義なのだろう。

    国民は、その一方的な情報だけを信じて、
    戦争への道を後押しした形になった。
    いつの間にか、国民学校となり、教育は戦争賛歌・美化の場となり、
    多くの子どもたちや生徒たちを戦場に送り出した。
    当時の正義は、兵隊となり日本の平和を守るために命を捨てて戦場で戦うことだった。

    戦況が危ぶまれ、きっとこの戦いは負けるであろうとう状況でも、
    神風が吹くと言って特攻隊を送り出し、本土決戦だと事実から目をそらし、
    大本営発表と言う架空な物語をでっちあげて、戦争への意識を煽って行った。

    そして、沖縄戦。県民の四人に一人はその戦いで命を失った。
    そして、広島・長崎の原爆。
    ここで殺されたのは、市民だった。
    こんな恐ろしいホロコーストをアメリカは行った。
    それは、今でも正しかったと、アメリカの国民は言う。
    戦争を終結させた英雄たちなのだそうだ、この爆撃主たちは。

    今年の暑い夏、戦後70年に学ぶと、
    この太平洋戦争の特集がどれだけテレビで放映されたことか。
    それは、当時戦争に追いやられ、その戦場で生き死にを経験した人たちが、
    既に亡くなり、また90歳・80歳の高齢となり、
    あの悲惨で愚かな戦争の経験を語れる人たちがいつか居なくなるから、
    その特集は組まれたものと思っている。

    新潟日報の特集は、いつもいつも丹念に読み、
    時には哀しくて、やるせなく、切なくて、涙が流れた。
    そして、みんな同じことを言って居た。
    「戦争は二度と起こしてはならない。」
    「戦争には勝ち負けはない。あるのは悲惨な死と哀しみだけだ」と。

    歴史に学ぶとは、この言葉に学ぶということだと、私は思っている。

    あの委員会での暴挙と罵声と混乱ぶりを、子どもたちはどう見ただろうか。
    党利・党略・派閥・多数派の理論で、正義は押し付けられる。
    あの人たちは、これが正義なんだ。国民は分からないだけなんだ。
    いつかこの自分たちの行ったことが正義だったと分かってくれるはずだ。
    そう信じているのかもしれない。

    国会の周りに集う雨の中での何万人もの国民の声は、
    この委員会室にはとどかなかったようだ。

    これを廃案にしなければ。審議にもっと時間をかけなければ。
    これは憲法に反する由々しき行いなのだと、野党の正義は阻止をする。

    ああ、こうして戦争は始められるのだなぁと、
    私は、やっと事実としてあの70年前に敗戦した戦争が、
    どのようにして国が始めたのかを、映像を通して理解することができた。

    大丈夫、これが戦争と結びつくわけがありません。
    日本の国民の生命と財産を守るための法案です。

    目に見えない小さなことから、全てのことは始まっている。
    塵も積もれば山となる。
    私の小さな行動は、108キロ移動と共に、2キロの減量となった。
    些細なことに変な予感を感じたら、やらないことなのだ。

    さて、日本国憲法は世界に誇るべき平和憲法だと、
    今日からも学校では子どもたちに教えられるのであろうか。

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