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  • from: クマドンさん

    2015年11月06日 05時03分42秒

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    あつらの世界とこちらの私と

    ふと想うことがある。
    今日もまた生きているなぁと。
    そして、いつまでこうして生きられるのかなぁと。
    いつかはあちらに逝かねばならない。
    あちらではたくさんの人たちが待っていてくれる。
    今も、こうしていても、あちらからの眼差しを感じる。
    ここに生きていても、あちらとのボーダーラインはここにある。
    今は、こっち側に存在しているが、
    明日はどうなのかは、誰にも分からない。

    チーンと、仏壇に手を合わせる。
    ああー、そうなんだなぁ。
    こうしてなまなますることを、父と母は教えてくれた。
    「今日一日、みんなが無事でありますように」と、
    私たちのことを守ってくださいと、心で語りかける。

    運転しながら、飯豊の連山が美しく見える日がある。
    私は、そんな山からの励ましを感謝しながら、
    山々に語り掛けたりしている。
    その語り掛けは、リアルに伝わっていくような気がする。
    それは、山との呼応のような感じだ。

    昨日は、夕焼がそれはそれは美しかった。
    私は窓からその夕焼雲を見ながら、
    時を忘れて魅入っていた。
    夕焼雲の深い深い朱色が、私の心に何かを語り掛けて来た。

    ああ、独りなんだなぁと、そう想う。
    でも、そうだからこそ、不思議とあちらの世界と語り合える。
    今もそうだ。
    こんな真っ暗な早朝に、薄くナイフのような三日月が光る朝に、
    意味もなくこうして言葉を自分で想いつつしたためている時、
    私は、この言葉を誰に向かって語っているのだろうか。
    宛先のない手紙のようだ。

    しかし、宛先は、既に決まっているようであるし、
    この言葉一つ一つは、語られた瞬間に受け止められ、
    何かの手応えや、返信があるような気もしている。

    残された命だ。
    そう考えられる日々となった。
    そのせっかく生きられているこの一日一日を、
    私は、どう受け止め、どう想い、何を為しながら、生きたらよいのか。
    その答えを探す旅が、この毎日の日々なのだとも想えるようになった。

    その問いに対するメッセージは、きっといつもここにあるのだと想う。
    ただ、その声なき声を聴いていないだけだった。
    あちらの世界の人たちは、
    きっと愚かに日々を生きている私を見守り、微笑んでいるだろう。
    いつも心配し、励まして、傍に居てくれるだろう。

    山々は、やっぱり私を見つめ、「おおっ」と応えてくれるだろう。
    夕日は、やっぱり「お疲れさん」と、慰めてくれるだろう。
    何だか、その見えない人たちと聴こえない声で呼応することが、
    私が日々を生きる意味ではないかと、
    そう想うことにした。

    独りでいいんだ。
    独りだから、その姿を感じられ、その声を聴けるんだ。

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