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from: クマドンさん
2016/01/12 10:38:22
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どん底から抜け出す
朝、雪だった。
今は、もう屋根が真っ白になっている。
遅い雪だったが、やっぱり季節は冬だった。
さて、私はこうして自宅での療養、リハビリだった。
お腹の管が3本。そこには拳二つ分の筋肉のこぶ。
いつになったら回復をするのか、時々途方に暮れて落ち込んでしまう。
昨日は、やっぱり少し心が重かったらしい。
自分で自分のことを励ますことが、こんな引きこもりの生活では必要だが、
どうも私は、こうした状況に陥ると、暗く暗くそっちの方に流れて行くようだ。
そう考えることは、何のメリットもなく、ただ沈滞するだけだと知っている。
でも、目覚めた時から、何だか小さな些細なことがちぐはぐになり、
どうも思うようにいかなくなってしまうと、
そして、そんな時に雨が降り、気分転換の散歩ができないと、
いつの間にかそんなどん底に居たりする。
今日、デビット・ボーイの死去のニュースがあった。
1947年生まれ。69歳の若さで死だった。
私は1957年生まれだから、後10年生きると彼の年となる。
そうなんだなぁ。
実は、こうしていても死には確実に近づいているのだ。
では、何をするか。
この残された余生をぃった何に使うのか。
それをこの日々の生活で探すことが、私の使命のような気がする。
焦らないことだ。
時間の流れを大河の流れのようにして、じっと見つめるだけでもいい。
それがゆったりと過ぎ去っていくことに、
無頓着に、ただあるがままに受け入れたらいい。
いつか私も、69歳になるだろうし、ならないで終わるかもしれない。
それでいいと、そう思えば気持ちは少しは楽になるだろう。
病院に緊急入院の叔母は、左手と左足に麻痺があるらしい。
退院したら自宅での独り暮らしは無理だった。
そのために、叔母の家への同居という選択となるだろう。
しかし、介護を受けるための手続きがそれまでにいろいろと必要だった。
叔母がまだ入院している間に、その段取りを進めねばならない。
こうなると、父の時の経験がとても役に立っている。
さっそくこの地域の統括ケア・マネージャーさんに電話した。
そして、病院の相談員さんと連携して、対応してくれることになった。
そんな電話をさっきした。
それだけで、心がどこか軽くなった。
ほんのささやかだけど、誰かの何かの役に立っている。
どん底から抜け出すためのそれが方法だと感じた。
何かの役に立つなのだろう。-
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