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from: クマドンさん
2016/01/18 08:47:18
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自分で自分を自分するルーティーンとは。
東京では冷たい雪が積もっているそうだ。
下越のスキー場もやっと営業ができるようになった。
雪が降らなくても、やっぱり冬なんだ。
そんな冬の暗さの日々に、
私は、こうして自宅に籠って、何とか毎日をそれなりに送っている。
やっぱりこの冬空を見て、窓から見える真っ白な屋根を見ていると、
気分が滅入り、落ち込んでしまうこともある。
これからのあれこれを考えると、不安になることもある。
そんな時は、先のことは考えないことにしている。
そして、無責任かもしれないが、
何とかなると、思うようにもしている。
だから、そんな自分を自分で自分するルーティーンを、
この単調な生活で工夫している。
今朝は、寒さのせいかやっぱり布団から抜け出せないでいた。
もう少し眠りたい。
しかし、やっぱりここで起きないと、何か心残りを作ってしまう。
「えい、やっ」と、勇気をもって布団をはねのけて起きることだ。
そしたら、ストーブを付けて温まる。
体いっぱいに遠赤外線を浴びたら、ストレッチを始める。
手足とこわばった体全体を伸ばす内に無心になれる。
布団の上で胡坐をかいて、座禅の真似で20分間だった。
ただ、息を数えて100まではそのままの姿勢で居る。
これも自分で自分を自分するルーティーンの1つだった。
騒ぎ始める水面のようなものだ。
心がここにない時は、こうしてさざ波のようにして心に小さな波が立つ。
そうなった時は、そうならないためには、
やっぱり自分に還るためのルーティーンが必要だ。
それから、「いいんだよ。これで」と、自分に言い聞かせる。
求めるからやっぱり焦ったり、辛くなったりする。
だから、現状満足。「このままでいいがな」と現状を肯定する。
それは少々強がりかもしれないが、
求めたところで、悩んだところで、思い煩ったところで、
ここにある私には何にも変わりはないのだから、
このまんまで、ただあることを、受け入れる。
これも、さざ波が起きそうな場合のルーティーンの1つだ。
何もなくても、振り返ったら何かささやかな一つがあれば満足する。
確かに人から見たら他愛ないことには違いないが、
そのささやかな喜びを大事にして、一日を振り返って感謝できることも、
この時間に流れに身を任せて生きて行く、ルーティーンだった。
それは、病院での患者としての私の生活の心得でもあった。
不安になり、心配し、ただ嘆いて終わるよりも、
同じ一日なのだから、何かほんのささやかなことを喜びとする。
また、それは老いを迎え、独り暮らしの生活をしている叔母たちの日常でもある。
時間は全ての人には平等だ。
病や老いについては、地位も名誉も財産も経歴も全く関係はない。
そこには、独りの孤独なる老人があるのみだ。
だから、そこで自分を自分で自分するためのアブラカダブラが必要だ。
雪が降らなくとも、冬であることには変わりない。
自覚しなくとも、年を取り、老いていくことには変わりない。
だからこそ、病や老いの最中にある時、いかに平常心で生きられるか、
そのルーティーンを自分なりに準備し、訓練することが大事だと思っている。
五郎丸さんは、そのおかげで正確なキックをどんな状況でも蹴れるのだ。-
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