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  • from: クマドンさん

    2016年01月27日 09時06分45秒

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    叔母にとって一番よい解決とは何か

    大雪の余波で、長岡は二日間大渋滞だった。
    昨日、原信に買い物に行った叔母は、刺身がなかったと話していた。
    物流が止まると、コンビニのお弁当もパンも店舗から消えてしまう。
    あれがあるから、これがある。
    みんなそれぞれどこかで繋がって影響し合っている。

    昨日の午後に病院に介護の担当者と病院職員が集まった。
    退院してからの自宅での介護のための情報交換会だった。
    叔母一人のために、本当にありがたいものだった。

    リハビリ担当の若い女性のSさんからは、
    叔母がベッドから降り、立ち上がり、少し歩くまで、
    全て介助が必要だと知らされた。
    自分の足で立つこともできなくなっている。
    叔母が生活するためには、全ての動作についての介助が求められるとのことだった。

    自宅には医療用ベッドをレンタルし、簡易トイレを購入して準備する。
    要介護の認定には1カ月かかるが、見込みで点数を設定してもらっている。
    それでも1割負担なので、現金は必要だった。

    ショートスティについては、近くのM園さんにお願いをした。
    自宅に帰り、前のような生活を望んでいる叔母には少し酷な話だが、
    老々介護のことを考えると、ショートスティの日数がどうしても多くなる。
    叔母がT叔母と同居して介護を受ける間は、
    姉や妹たちが交代で泊りに来てくれる予定だ。
    しかし、それも体力的には長く続かない。

    退院するということは、次のステップに入るということだった。
    人が自立した生活ができなくなり、認知症が進んだらどう生活するか。
    そうなった場合、人は終の棲家をどうするか。
    家族が居たとしても、同居しているとは限らない。
    県外にいる家族の世話にはなれないとしたら、どうしたらよいのか。

    80代の叔母たち一人一人が抱えているそれが現実だった。
    人はみな老いて行く。
    その老いとは、死につながる道でもあった。
    病も当たり前のようにして考えられる。
    体力も筋力も衰え、歩くこともままならない状態になるかもしれない。
    その上認知症が進んだらどうしたらよいのだろうか。

    そんな厳しく過酷な現代の老人問題に対して、
    木下恵介監督は「楢山節考」という名映画でその想いを表現している。
    ここに登場する主人公のお婆さんと、その孝行息子の生き方に、
    私は何か今回の叔母のことへの答えがあるような気がしている。

    「姥捨て」という風習は残酷なものだった。
    しかし、どこか現代の老人問題は、
    それ以上に残酷で過酷なものになっているのではないかと、
    この叔母のことをいろいろと東奔西走しながら、私は想った。

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