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  • from: クマドンさん

    2016年02月20日 10時00分52秒

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    優しさを忘れない

    さてさて、たった今書いていたものがすっ飛んだ。
    消えたあの文章はいったいどこへ飛んで行ってしまったのか。

    社会復帰一週間だ。
    ありがたかった。
    温かく迎えていただき、そして優しい言葉をいつくもかけてもらえた。
    その気持ちと想いとが言葉を通して伝わって来た。
    久しぶりの仕事場にどきどきだったが、
    その優しさのおかげで、私はありがたさを感ずるばかりだった。

    今朝の新潟日報のコラムに書いてあった。
    限界集落で農業を始めた若い女性が、
    いろいろと失敗を繰り返しながら、
    村の人たちに助けられて成長した想いが書かれていた。
    その中で彼女の主人の言葉にこんな言葉が書いてあった。

    「生きているということは、誰かに迷惑をかけているということだよ。」
    「だから、今度は自分が誰かを助けるんだと思えばいいんだよ。」
    そうだなぁと、こうして長期療養から復帰した私は考える。

    迷惑ばかりかけてきたなぁ。申し訳なかったなぁと。
    なのに、そんな私に対して、やっぱりみんなは優しく接してくれる。
    私の身体を気遣って言葉をかけてくれる。
    「無理をしないでくださいね」と、ありがたい言葉だ。
    それも、想いが伝わってくるから、なお嬉しい。
    そんな想いを、私は伝える人になっているだろうか。

    身体にヘルニアの障害を持つことで、
    生きづらさを感じる毎日となった。
    身体に不自由があるということは、こういうことだったのか。
    それは今更ながらの気付きだった。
    その不自由さのおかげで、私はしたいことを相当な部分制限されている。
    そのことを想うと、少し悔しく、腹立たしい気持ちにもなる。

    でも、そこからしか何事も始まらない。
    だから、できることを想い、
    そうして生きることで誰かにこうして優しくされた恩を返そう。
    今は、そう想うことにして、だいぶいろいろなことを諦めた。
    そしたら、すっきりとした自分がここに生きていた。

    病室のベッドでは、看護師のみなさんにどれだけ優しくお世話してもらったことか。
    家族には、多くの心配をかけながら、心の支えをしてもらった。
    80代の叔母たちは、私の回復を待ち、祈っていてくれた。
    私は、そんな想いによって助けられてここにある。

    さてさて、すっ飛んでしまった文章のように、
    その時の、今こうしている時の、優しさに対する感謝は忘れてはいけない。
    「私の弱さは、私の強さのためでした」という聖書の言葉がある。
    いつも私が辛い想いをしたり、挫折したりすると、
    そうして傍に居る人からの優しい手助けや、温かい言葉があった。
    そのおかげで立ち直り、回復することができてきた。

    だからこれからは、私は、傍に居る人のために、その人になる。
    ただ生きているだけの人となった私は、
    その想いを伝えられる人となることで、
    生きる意味を見出すことができるのではないかと思っている。

    社会復帰の意味は、私が「よきサマリア人」ななることにある。

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