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  • from: クマドンさん

    2016年02月22日 21時40分07秒

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    自分でありたい

    さてさて、どうにもにらない私だ。
    しかし、最近分かってきたことがある。
    それは、私にも自分が存在しているということだった。

    私は、突っ走ってあっちにぶつかり、こっちにぶつかり、
    こけてばっかりの私だった。
    そんな私なのに、そのどうにもならない私の中に、
    ちゃんとした自分がいてくれたという発見でもある。

    せめぎ合って、目が見えなくなり、猪突猛進に突っ走っていた時も、
    やっぱりそれでも自分はいてくれた。
    思い返せば、その自分が確かに愚かな私にささやいてくれていたはずだ。

    そんな声を聴いていらられないと、その声に耳をふさぎ、
    私の欲するままの道を只管走った、走った。
    その道がぃったいどこへ行くかはどうでもいいこと。
    とにかくこうだと想ったら、走り続けなければならない。
    そうだったなぁと、ふと今は想う。

    「自分」だなぁ。
    「自分」なんだなぁと、やっと少しは想えるようになった。
    その自分は何だか私をどんどん削ぎ落とさないと現れては来ない自分のようだ。
    潰されてなんぼ。
    ちっぽけになってなんぼの自分だ。

    何か全てを失ったとしても、この自分はいつまでも自分である。
    それは、私の自分ではなく、私は自分の私だった。
    もういいよ。もういいんだ。私はもういらん。
    その時、やっと自分が姿を現し、私に対して語りだす。

    どうにもならない私でも、自分はここにいてくれる。
    それは、どんな誰にも同じこと。
    同じ自分がみんなには生きている。
    そう思うし、そう思うより他にない。
    いつも紙一重なのに、全く遠い遠いところに居るような自分である気もする。

    私なのに、私が勝つと自分は消える。
    いや、私が私を捨てるまで、じっと耐えて、待っていてくれる。
    そう。自分の話を素直に聴ける私になるまで。
    自分は、私を諦めない。
    自分は、私を決して見捨てない。

    私が世間からも、友からも見捨てられ、呆れられようとも、
    この自分は、私を信じて見守ってくれている。
    もう、私が語るのではなく、自分に語ってもらいたい。
    もう、私が生きるのではなく、この自分が私の身体を使って生きて欲しい。
    そのためには、もっともっと私を削ぎ落とすための試練が必要なのだろう。

    ここに生きていることも、私にとっては厳しい試練だ。
    日々をこの道でしっかりと歩くこともまた、私にとっての試練でもある。
    何事もない日常なのに、そのささやかな一つ一つが自分で自分になるための、
    大切な鍛錬となっている。
    不思議だけれど、それは本当だ。

    自分と親しくなるためには、孤独でいい。
    孤独であることは、自分を訪ねる道である。
    さてさて、その自分は、やっぱり近いようで遠く、遠いようでここに居る。
    どうしたらいいのだろうか。
    その問いをもってしまった私は、その問いを捨てられない。
    その問いに対するサムシンググレートを求める旅が、
    これからのちっぽけな私の人生となるようだ。

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