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  • from: クマドンさん

    2016年04月14日 06時11分47秒

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    自分の中の他者または宇宙

    心身脱落と道元さんは言っていた。
    心と身体を脱落させる。
    心と身体からすっぽ抜ける。
    心と身体にこだわらない。
    すると私はいなくなるのか。
    そうではない。
    そうすることで無位の真人が現れる。

    私が居なくなることで、言葉が現れる。
    その言葉とは、私が生まれるずっとずっとずっと前から存在する言葉。
    その言葉は、私が存在しなくなってもここにずっとずっと生きる言葉。
    その言葉が私だった。

    固い固い殻に閉じこもって、種は土に埋められた。
    しかし、この固い殻が融けて、はじけて、やっと芽を出す。
    真人は、この種の中の胚芽のようなもの。
    一粒の麦もし死なずば・・・・である。
    種は死ななければ芽を出すことはない。

    自己をならうとは、自己を忘れること。

    心を忘れる。
    身体があることを忘れる。
    生きているということを忘れる。
    すると不生不滅の自己が目を覚ます。
    それが万法だ。
    天上天下唯我独尊の「私」。

    深い深いその言葉は、深い深いところに降りなければ見つからない言葉だ。

    その深さは、哀しみや孤独や絶望や苦しみの底に在る。
    ここで悩み苦しみながらも、自分で自分に死ぬことで、
    やっとそこが深いところであったことを自ら知る。
    自らが分かる。それが「自分」だ。

    谷川さんの言葉と出会った。
    「若い頃には、意識下から出てくる言葉はもっと少なかった。」
    「自分の中の他者」
    「氷山の海面下の塊のように巨大で、もやもやと流動的なものがうごめいている。」
    「初めに言葉ありきの詩的言語。」

    「無心で待っていないと出てこないし、静かな状態でいないと通り過ぎてしまう。」

    さて、その言葉と出会うことができるだろうか。
    私は、その言葉と出会わない内は死ねない気がする。

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