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from: クマドンさん
2016年04月26日 06時00分55秒
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さて、走りに行ったぞ
今朝、三時半に夢を見て目覚めた。
宵宮ののぼりが立っていた。
私たちは山の帰りに、その祭りに寄った。
何でこんな時刻に起きねばならないのかと、
二度寝ももったいないので起きて、寝床で本を読んでいた。
そしたら、夜が明けて来たので、
ついつい走りたくなってしまった。
あれだけ無理だと言って聞かせていた身体だが、
何だか身体の方から走りたいと言ってきたような気がした。
何でもやっぱり潮時だ。
そうした欲求があるということは、自然にそのことはのっとっているということ。
ならば、走ろう。
気持ちよかったなぁ。
タイムは、あの手術前の頃にはとうてい及ばないが、それでいい。
走りながら、この身体が居なくなったら、私も居なくなるのかと考えた。
何だか最近、そんなこともどうでもよくなってきた。
生きるならば、生きるだし、
死ぬならば、死ぬなのだろうなぁ。
「今、ここ、時間、自分。」
そんな訳の分からない言葉を呪文のようにして念じて走った。
本当にここしかなかった。
昨日も、さっきも、この後も、明日も、それはどこにもないのだから。
ヘルニアの身体でも走ることができる。
ヘルニアの身体でも山に登れる。
だから、とせんな身体だってどうでもいいことなのかもしれない。
「今、ここ、時間、自分」で、できることだけをやればいい。
帰って来たてから、庭の花たちへ水をやった。
この朝の感覚は、本当に久しぶりの喜びであった。
そうやって毎日生活していた頃も、あったことを思い出せた。-
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