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  • from: クマドンさん

    2016年04月28日 05時30分29秒

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    手術が決まった

    手術が決まった。
    何だか辛い話だが、仕方ない。
    このヘルニアを開いたままにするわけにはいかないからだ。
    私は、受け入れる。
    私は、諦める。
    私は、ただ任すことにした。

    この年になり、欲が少なくなるにつれて、
    自分の中で変わってきたことは、この諦念だった。
    短気で、少々のことでストレスを感じ、怒っていたのはついこの間までのこと。
    確かに、まだまだ修行は足りないが、
    そうした怒りや苛立ちを抑えるように自戒するようになった。

    加島さんの「求めない」ではないが、
    どうにもならないことや、仕方ないことは、諦めることにした。
    この手術もそうだった。
    二度の手術の失敗で、三度目となる。
    何ともやりきれないものを感じないではないが、
    それもまた意味あるものと考え直すことにしている。

    我がままで、傲慢で、好き勝手に生きていると言われた私は、
    この手術と入院のおかげで、ずいぶんと小さくなった。
    どうにもならないことが人生には多いが、
    どうにもならないときにはじたばたしない。
    ただその現実を受け入れ、心静かにいられるように工夫する。

    できないことを嘆かないで、できることから少しずつ始める。
    点滴の棒につかまって足を引きずって歩いていた私。
    今は、こうしてジョグができる身体となった。
    ベッドでの生活で、私はラジオ深夜便と出会い、
    池田晶子さんの本をたくさん読むことができた。

    昨日、施設に居る叔母を訪ねた。
    叔母は珍しくみんなの中で車椅子に座ってテレビを観ていた。
    私の姿に驚き、涙を流した。
    「家に帰りてぇて。家に帰れるようにしてくれて。」と。
    それは無理なことだった。
    叔母は、その無理を承知で私に訴え、泣いていた。
    叔母に「求めない」とは、酷なことなのかもしれないと哀しくなった。

    「求めない」生き方。
    私は、どんどん降りて行く自分を感じる。
    諦めるということは、希望をもたないということなのだろうか。
    私には、諦めねばならないことが多すぎるようだ。

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