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  • from: クマドンさん

    2016年09月30日 06時09分51秒

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    担々麺は、挑戦だ

    「久しぶりに爽やかな朝焼けの朝だ。
    窓を開け放ちて、冷たい風が入っ来る。
    肌に感ずるその寒さに、秋を感ずる。
    一雨ごととはよく言ったもので、
    雨が降り続き、日照時間が少なくなると、
    あれだけ猛暑で辛かった日々も、すっかり過去のものとなっている。
    自然とは、かくも自ずから移り変わって行くものだ。
    それに対して、私がとやかく言ったり、思い煩ったりすることはない。

    「50年に一度の大雨だ」とか、
    「こんな大雨、見たことがない」とかよく言うが、
    どこから50年と言う期間が出て来るのかいつも不思議に想っている。
    自然とは、何でもありだ。
    想定外こそ、自然のあるがままの姿だった。
    自然はあるがままにふるまっているだけだ。
    人の思惑や、勝手な憶測なんか、自然に対しては何の役にも立たないだろう。
    活断層もいつかは必ず活動するのだ。
    それをきっと「100年に一度の想定外の出来事だ」と、専門家は言うのだろうなぁ。

    さてさて、ラーメン店「D威」の話だ。
    あの担々麺の味がカレー味になり、がっかりしたのは実は束の間。
    次に訪れて担々麺食べてみたら、
    まさに「これぞ、担々麺だ」と、その深い深い味わいに感動の出会いとなった。
    店主は、この担々麺でコマチ?がやっている新潟県の拉麺コンテストに挑戦だった。
    そのために開発したのが、このカレー味の担々麺だった。

    挑戦とは、ある意味冒険でもあった。
    質的な大きな転換は、その味を知るお客にとっては、なかなかのハードルだった。
    よく知った味を食べたい。
    そんな常連客の想いに対して、「これではどうですか」との提案だった。

    そのためには、開発途中には店主の試行錯誤の連続だったと想像できる。
    彼が小間生「これだ」という味に到達するためには、
    目的地とその至るための距離とを知らぬ、
    実に長く過酷なる旅に出ることを余儀なくされる。
    果たして、その旅で目的地に到達で来たら幸いだが、
    途中で道を見失い、路頭に迷い、倒れてしまったら、それまでだ。
    帰るには既に遅く、退路は自ら断っているからだ。

    私は、この店主の創る担々麺に頭を下げる。合掌する。
    ここには店主の職人としての並々ならぬ本気が存在しているからだ。
    一口、蓮華でスープをいただく。
    「これだ」その言葉しか浮かばない。
    「美味い」確かに身体がそう感じて、感動している。
    「深い」それは、多様なる得も言われぬ濃厚さだった。

    カレー味が絡むひき肉は、「越後雪豚」という上質な肉だった。
    そこにチーズが絡み、パスタスープのようなこくのある味を引き出している。
    一口一口全てが新しく、深く深くに私の心を誘っていく。
    そのスープに絡む太麺がまた絶妙な食感だった。
    この一杯の担々麺に、彼の全ての魂と技とが凝縮されている。
    存在感のある拉麺は、存在感のある職人によって創られる。
    リアルこそ、現実の奇跡だと、私はいつも思っている。
    ここにリアルなる拉麺がある。
    ありがたい。ありがたい。

    コンテストは、各店舗でのお客による投票に寄って選ばれるそうだ。
    県内で上位5店舗が選ばれ、ふるさと村で決勝が行われる。
    この店は昨年度決勝に進出し、新潟県で三位?になったお店でもあった。
    だから、店主は今年度の優勝を狙っている。
    甲子園の試合は、決勝しかなく、優勝しか目標は存在していないのだ。
    こんな名店が、東区にはある。

    日々、店主は、挑戦を続けている。
    それは食べる度に感ずる味に深みとこくとが増しているように感ずるからだ。
    「美味い」と本気で言えるものを食べられることの喜びと幸せ。
    これからもせっせと通って、決勝進出のために投票しようと思っている。
    木戸病院近く。ぜひご賞味を。

    応援しています。
    優勝してください。

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