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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2016年11月13日 10時15分20秒

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    ベターな立ち位置

    昨日のフリーキックでの一発は、まさに悪夢だった。
    前半あれだけアクレッシブルに攻めながら、
    シュートを13本も打ちながら、
    得点は入らなかったけれど、いい試合運びをしていた。
    このチームならどのチームとも互角に戦えるぞと、
    何だかふっきりた男たちを観てほっとしていたのもつかの間だった。

    壁の左側ががら空きなんだから、
    ゴールの右にどうしてあなたは立っていたのだろうか。
    「壁を越えて来ることを警戒して」と、新聞に書いてあったけれど、
    あのがらがらの部分を狙うのは常套ではありませんか。
    ならば、立ち位置を中央にして対応すべきでしよう。
    何で、あそこで、あんな時間帯にやられなければならないのですか。

    そのショックから、未だに立ち直れなかった。
    私がやれるわけではないが、本当に何故、何故、何故・・・・。
    これで天皇杯も夢と終わった。
    自分でもどうしてこんなに落ち込んで、辛いのかは分からないが、
    サイドネットに突き刺さったボールの軌道が頭から離れない。

    「もし、あの時、ああしていたら・・・。」
    そんな話を職場の同僚とした。
    何気ない話から、親子関係につていの話になった。
    母親二人は、「あの時、もっとこうしておけば・・・」の後悔を語った。
    「私が、ちゃんとあの子の気持ちを分かってやったいたら・・・・。」
    「あの時、あんな言い方をしなかったら・・・。」
    お互いにそうした母親の一言や態度が、お嬢さんの心を傷つけたと語っていた。

    私だってそうだった。
    父親としては、どうしようもない男であったかも知れない。
    それは、長男と次男が小さかった時には、よくよく遊んだが、
    思春期になったら、我が楽しみばかりに没頭して、
    子育てから手を引いてしまった父親だ。
    「あの時・・・・・。」
    全くそうした後悔ばかりが私にはあった。

    しかし、いくら後悔しても、もうその時は戻っては来ない。
    もうやってしまったことは、どうにもならない。
    何よりも、私をどう見ているかは、彼らたちの感じ方。
    「どうしょうもない親父」だと想っていたとしても、
    今更、私には為すすべもない。

    それから、私は思うのだが、
    「ベストな親子関係」ってものは、この世には存在するのだろうか。
    絵に描いたような親子とは、まさにその言葉通り、
    「絵に描いた架空の創造の関係」ではないのだろうか。
    いろいろと親子を見て、いろいろと話を聴くと、
    みんなみんなそれなりに悩んだり、苦しんだりしている。
    だから、きっと親とは、「あの時・・・・」と後悔を持つものなのではないか。
    そんなことも考えていた。

    それなら、もしあの時に、そのことに気付いていたらと、後悔するが、
    時間が戻って、同じ場面に立たされても、
    やっぱりきっと同じことを言い、同じことをやってしまったのだろうと思う。
    親は、神様でも、仙人でもないからだ。
    そう考えると、「間違った子育て」ってどういう子育てなのかと、ふと考えた。
    それは、虐待やネグレクト等、子どもの人権を否定す態度は絶対に許されないだろう。
    ただ、そうではない親子の間には、
    やっぱりどうやったとしても、
    思い通りには行かない、不具合感は否めないのではないかということだ。

    私は親を両親しか知らない。
    私は、確かに両親から育てられた。
    そうされたことが、きっと私には身に着いている。
    だから、迷いつつもこうせざるを得なかった。
    今は、こうして自分のことを振り返って、考えられるようになったが、
    あの頃は、まだまだ私もどうにもならない発展途上の人だった。
    気付けと言っても、無理だったかもしれない。
    迷いながら、確かに後からは後悔する様な事でもあっても、
    きっとそれをするしかなかったのだと、今は想う。

    ベターはあったと思う。
    でも、その時も、そのことをベターだと想ったからそうしていたのだ。
    何を言いたいか分からなくなったけれど、
    この59歳になっても、やっぱり日々、後悔の連続でもある。

    ゴールの中での立ち位置も同じこと。
    ベストではなくとも、きっとベターな選択だったのだろう。
    ただし、結果を考えたら、「あの時・・・・」なのではないだろうか。

    きっとそれが人生なんだなぁ。

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