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  • from: クマドンさん

    2017年02月08日 06時08分42秒

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    高額すぎる医療費。しかし、仕方ない。生きるためだ。

    さてさて、昨日の午後からは、いよいよ最新医療機器による検査だった。
    検査担当の人にいろいろと聞いたが、
    何だか専門的でよく理解はでなかった。
    ヨードを身体の中に入れて、それが副腎に蓄積され、周りの物質を集めると、
    その証拠として発行するとか言っていた。
    彼にとっては当たり前の話なのだが、
    そのことを話された私には、何のことやらさっぱりと分からなかった。

    「このヨードはどうなるのですか」と、問うと、
    「自然に分解されて、排出されます」だそうだ。
    CTの化物のような機械の中にベットごとゆっくりと入って行った。
    「デスカバリー」と英語で書かれていた。
    まさに宇宙船での宇宙旅行だ。
    40分間の間、その機会のトンネルの中でじっとしている。
    きっと私の身体を目見えない磁気か、X線が通過しているのに違いなかった。
    しかし、私にはそれを感じることはできなかった。

    終わってから会計をして驚いた。
    「2万1千円です」
    確かに放射能の危険性の在る検査だったから高いだろうなぁと想っていたが、
    この金額には、何だか立ち眩みがしそうだった。
    「カードでお願いします」
    「一回払いですか」
    「・・・・二回でお願いします」
    自己負担が三割と考えると、7万円の検査だった。
    とても複雑な気持ちになった。

    生きるためには、お金がかかる。
    しかし、まだこのお金をたとえカードであろうと支払える現役の私はまだいい。
    まだ働ける身体が在り、日々の仕事に恵まれ、
    こうして平凡に生活して居られるからだった。
    でも、失業し、長期入院し、高額医療を生きるために余儀なくされている人たちは、
    いったいどうやって生きて行ったらいいのかと、
    ふと、そんなことを考えた。
    私も老後をいつか迎える。
    その日には、支払い能力はあるのだろうか。
    あの会計をする度に、生きることは、お金であるんだなぁと、いつも想う。

    「クマさん、レントゲン撮りますね。〇〇円です」
    「クマさん、注射しときますね。〇〇円です」
    「クマさん、血液検査しますね。〇〇円です」
    医者の診察室にその料金表はなく、その金額を書いたメニューもなかった。
    私に支払うお金がなかったら、その治療を選択することはできないだろう。
    しかし、この国の保険制度によって、私たちの命はお金の面で守られている。

    ある女流作家が大動脈瘤で瀕死の状態になり手術したそうだ。
    何と医療費は、手術代と入院費で500万円かかったそうだ。
    その他にも日々の食事や諸経費を入れたら、総額はどれくらいになるだろうか。
    私も入院費を毎月払い込みながら、暗い暗い気持ちになったものだ。
    しかし、高額医療に対する保証制度があり、
    何と14万円だけの支払いで助かったのだそうだった。
    私も同じだった。
    もし、その制度がなかったら、借金をして、その負債を抱えながらの入院だった。

    インフォンドコンセントだったけ。
    説明責任は、本当に医師たちはよくよく果たしている。
    必ず手術の前に経過説明と、手術の内容と術後の予想される経過について話される。
    そして、リスクが数パーセントの単位でも説明される。
    私は、何音分の一の確率で、三回の手術となってしまったが、
    そのリスクに対する同意書にサインしているので、何とも言えないのだ。

    しかし、その時は、値段の説明も必要なのかもとも、今は想っている。
    医師からでなくともいいが、
    事務担当者が同席して、その場合どれくらいの費用がかかるか、
    値段的な選択肢としてどんなものがあるかの説明も必要なのではないだろうか。

    実は、昔、検査入院で一週間入院した時に、
    同室の初老の男性のところに市の職員の人が来て、
    生活保護のお金の支給についてはなしていたことがあった。
    どうやってこの入院費を工面するかの相談だった。
    私も一カ月に一度内科に行かねばならなかった。
    診療費と薬代で、5千円だった。
    だから、薬が僅かになると、何だか気分が暗くなる。
    「また5千円か・・・・」

    でも、私は、まだいい。
    そうではない人たちにとっては、この医療費の負担は重く重く感じられることだろう。
    今、その医療保険制度の見直しがされている。
    年金の額や支給年齢も改悪されている。
    国の借金を減らすためにとの理由らしい。

    ところが、天下り、それも教育の府文科省の職員が、
    再就職で新聞を読みに行くだけで、退職金2千万円だった。
    これは、国からの交付金。税金だ。
    福島第一原発のデブリが深刻な状況だ。
    私が生きている間は絶対に解決はしないだろう。
    その予算が何十兆円に膨らんでいる。
    放射能汚染を止めるために日々何億との税金が投棄されている。

    私は、病院の会計で2回払いにしてもらった。
    入院し治療を受けるために市の補助を求めている人も多くいる。
    これが同じ国の現状であり、格差何だろうなぁとふと感じた。

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