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  • from: クマドンさん

    2017年02月25日 06時17分37秒

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    まだら、まだら、

    さてさて、マフラーはどうなったか。
    実は、何と原点である職場のロッカーに残されたままだったのだ。
    あれだけ探して、あれだけ心配し、あれだけがっかりしたマフラーは、
    そのままロッカーの中にあった。
    私は、その日の帰りに、いつものようにマフラーをする動作を怠り、
    きっとそのままコートだけを着て帰ったようなのだ。

    そのことすら、すっかりと忘れている私。
    マフラーを着けて来なかったのに、
    コートを脱いだ時、マフラーがないことがわかり、
    どこで失くしたのかと、狼狽える私。
    そして、あちこちと探し回っていた私。

    何だか、自分自身が情けなくなると共に、
    そうした行動を行っている自分自身が怖くもなってきた。
    自分でありならが、自分でしたことを覚えていない。
    置き忘れは、確かに増えているような気がする。
    ふとその場所に用事があって行ったはずなのに、
    その場所に行くと、何をしにここへ来たのか分からないこともある。

    昨日は、大事な提出書類なのに、
    幾つも書くべき個所を見落として提出し、上司を困らせてしまった。
    何度も何度も彼は私の所に来て、「ここを書いてください」と書類を渡された。
    最後には、「こう書きましたが、よろしいですか」と、
    その個所を代筆してもらった。
    何とも情けないことだが、私は全くそのことに気付いていないのだ。

    忘れることが多くなった。
    自分だけのことならば、それは自分が困るだけだが、
    こうして仕事で大事なことを忘れてしまっては、
    迷惑をかけただけでは済まない事態に陥りかねない。
    本当に、慎重に、気をつけて、日々を生活しなければならなくなったようだ。

    だから、私は、大事な要件については、付箋に書いてデスクに貼っておいている。
    用件と締め切りと提出先をそこに明記する。
    処理したら、その付箋をデスクからはがして捨てる。

    次に、メモすることにした。
    手帳に何でもメモをする。
    例えば講演会や出張に出かける場合、
    期日・時刻・行先・用件を手帳のカレンダーの欄に書く。
    今やっていることは、そこに相手先の電話番号も書いておくことだ。
    すると、緊急の場合の連絡で慌てることがなくなった。

    それから、ストーブの消し忘れ等のことがとても気になる性分だから、
    そのことを不安に想わないようにと、
    出がけに必ず、声に出してストーブを消したことを確認する。
    「ストーブ、消した」と。
    その時、身体でも確認させるために、指でストーブを10回小刻みに叩いている。
    それで、やっと安心をする。

    それから、今やっていることは、、
    ひとつひとつの動作に対して、声に出して確認することだ。
    「財布・携帯、カバンに入れた」
    「メガネと時計は、パソコンの前に置いた」
    手を離した物は、既に存在しなくなったものとなる。
    今しがた手にしていたはずの物を、必死になって探すことの情けなさ。

    やっぱり私の記憶も、まだらになってきているようだ。
    その現実に直面したら、悩むことはない。
    ただそれが自然なんだと受け入れ、
    そうならないようにするためにどうしたらよいのか、ただ考え、工夫すればいい。

    悩んだり、卑下したり、悲しんだりは、無駄なことだ。
    そんなことは当たり前。
    ごくごく自然の成り行きなんだから、
    少しでもそうならないためにどうやったら善いのかと、工夫すること。
    それが、「今、ここに、さっさと生きる」生き方のようだ。

    さてさて、ありがたいことにリアルマドリードのマフラーが戻って来た。
    たった一日の出来事だったが、
    この行方不明だったマフラーのおかげで、
    いろいろと学ばせてもらった記憶がまだらのクマだった。

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