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  • from: クマドンさん

    2017年03月31日 07時09分59秒

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    幸せを味わうということは

    今日で、3月が終わる。
    今年度の最後の日である。
    ということは、明日からいよいよ新年度のスタートだ。

    3月の1カ月間、全くの寝たきり状態だった。
    それも激烈な神経痛で、呻き、叫び、座薬を入れて耐えた日々だ。
    誰がこんなになろうと考えただろうか。
    あらゆることは、いつも想定外の出来事だ。
    思い通りにいかないことが、人生なんだ。
    改めて、その非情さ、無情さを実感することができた。

    だからと言って、ただ天井を見上げて嘆いていては、
    きっと辛く、どうにもならない暗い日々の連続となってしまったと思う。
    大事なことは、そうした状況に置かれてしまった時、
    どう気持ちを切り替えて生きて行くかということだった。

    幸せは、味わうもの。
    幸せは、発見するもの。

    この言葉は、真実の言葉だった。
    動けない。
    トイレすら四つん這いに行き、便器に座るだけで激痛で呻く。
    さてさて、そんな状況の中で、
    何をどう考えたらいいのかだった。
    「悩むな。考えろ」と、池田さんには教えられている。
    だから、嘆く時間は無駄な時間として、
    今、ここ、で出来ることだけを考え、それを実行する日々だった。

    寝たきりでもできること。

    本を読むこと。
    言葉を紙に書き写すこと。
    聖書を読むこと。
    祈ること。
    思索すること。
    独りで呟き、語ること。
    音楽を聴くこと。
    FMのラジオ深夜便を聴くこと。
    テレビを観ること。
    電話すること。
    メールすること。
    食べること。
    感謝すること。
    座薬を入れること。薬を飲むこと。
    治ったら何をしようかと、想像すること。

    たった布団の周りだけの世界なのだが、
    こうしてじっとしていることの充実感と幸せ感でもあったようだ。

    独りで居られることは、大事な幸せへの道だった。
    身体が不自由で、想うように動かせなくても、
    その置かれている場所で、どう幸せを発見し、幸せを味わうか。
    仕事はもちろん大事なことである。
    しかし、病からどうしてもその仕事を休まねばならなくなった時、
    置かれた場所で、じっとしながら、自分で味わうものがあるかどうか。

    つまり、どんな状況になったとしても、
    平常心でいられるかどうかのテストでもあったようだ。
    それってとても大事なことだったんだと、
    この自宅療養で私は改めて想うことができた。

    今年の8月28日で60歳になる。
    そして、来年の3月31日で定年退職だ。
    明日からは、退職に向けた最後の1年間が始まる。
    この1年間を全うし、無事に生き延びることを祈っている。
    日々の過ぎ去る時間を味わいながら、
    幸せを感じながら、小さな歩みを一歩一歩していきたいものだ。

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