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  • from: クマドンさん

    2017年03月31日 11時02分15秒

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    うつろうもの のこるもの

    「うつろうもの のこるもの」
    この本を前から読みたかった。
    昨日、偶然絵屋でこの本と出会った。
    「あっ、この本だ」と、思い、直ぐに買った。

    今朝、一気に一冊読み切った。
    何とも言えぬ至福の時だった。
    私が、ずっとずっと生きて来たことは、
    このことを物語として語り継ぐためだったのではないかと、
    そう感じた。

    この左足の痛みと痺れとは、なくならないのかも知れない。
    今朝も痛むので座薬を入れた。
    それはそうなんだが、私が私として語らねばならないことは、
    やっぱりどこかにきっとあるのだと、そう感じた。

    角海浜の集落は消えてしまった。
    しかし、そこで欲をもたず、日々を生きて来た人たちのその姿と想い。
    それは、「阿賀に生きる」の人たちの生きると想いにそっくりだった。
    それは、何か私たちの原風景であり、心の原点であったかもしれない。

    きっとそれさえあったなら、何となく幸せに生きていける何か何だろう。
    私は、私の祖母の時代や、叔母たちがまだ若かった時代に、
    その空気を感じて育ってきた。
    そんなにも大切なものとは感ぜず、ただありきたりの凡庸なる日々だった。
    私は、その貧しさの中でわいわいと賑やかに育てられた。
    今、想えばそれはとてもとても貴重な体験だった。

    それを、そのことを体感している私は、
    そのことを、受け継いで、語り継いでいくことが大事なのではないのかと、
    この本を読んで、感じた。

    あのじっちゃんや、ばっちゃんの物語。
    そこて語られる言葉は、深く深く聴く者に気付きを与える。
    そんな言葉を、私は発見して、ここに記す使命があるのではないだろうか。

    過去と未来との間(あわい)とを私たちは生きている。と書かれてあった。

    いつでも私は、間を生きているのではないだろうか。
    それは、過去でも未来でもない、今、ここ、うつりゆくもの。
    でも、そんなうつりゆくものだらけのこの人生の中でも、
    ずっとずっと昔の昔から、のこるものは、確かにあるはずだ。

    その「のこるもの」こそ、語り継ぐべき物語だった。

    やっと書くことの意味を知らされた気がする。

    のこるものたは何か。

    それをのこせる人ににりたいものだ。

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