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  • from: クマドンさん

    2017年05月27日 13時27分24秒

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    ぼーっとしていられ。

    何だかね。ずっとここに居られる人になったようだ。
    それだけ疲れているということか。
    今朝は涼しかったので、やっぱり庭の草取りだった。
    これはやりだすと止まらなくなってしまう。

    その内に、裏の小さな庭の草と、茂った樹木の剪定をすることにした。
    ずっと気になっていてできなかったからだ。
    行ってみて驚いた。
    雑草が生い茂りすごいことになっていた。
    手をいれないということは、こういうことになるということだった。
    とにかく伸びきった雑草を抜きまくった。
    だんだんと地面が見えてきた。
    草取りのよいところは、自分の仕事が見えることだ。

    それをせっせと大きなビニルの袋に詰めた。
    次は、脚立を立ててその上に昇り、
    柄の長い剪定ばさみで、ばさばさと切りまくった。
    何も考えない。
    想うがままに、ばっさばっさと枝を切り落とす。
    すると、明るくなっていくのがよく分かった。

    大袋四つだった。
    それを塀越しに息子に受け取ってもらって作業が終了した。
    この庭があることで、私は生かされているようだ。
    それから、バッハを聴きながら、読書をした。
    風が強くて、雲の流れがとても速かった。
    のんびりと何もしない。どこへも行かない。

    アゲハチョウの幼虫がカラタチの葉の上で、じっとしている。
    モンシロチョウの幼虫は、大きくなって、キャベツをむしゃむしゃ食べている。
    何だか、何もなくても、ここに居るだけでも、焦らなくなった。
    何かをしなくては。
    どこかへ出かけなくては。
    では、なく。
    ぼーっとしていることが、やけにおっとりと落ち着いて、
    豊かな時間に感じられた。

    庭の草花や昆虫たちの時間の流れで自分も何も考えずに生きると、
    それだけで過ぎていくことの味わいがあるように感じられた。
    あれもやらなくては。これもあった。
    そんな生き方からは、少しずつ遠ざかりつつある。

    人から悪く言われたって、いいや。
    人から嫌われたって、今に始まったことじゃないし。
    分かり合えないということは、本当のことなんだ。
    人のことをとやかく言う人ほど、自分のことを知らない人だ。哀しい人だ。
    そんなことばかりが、続いていた。

    人の中。他者の中。その中における「孤独と不安」
    しかし、自然の中に居ても、その孤独と不安は感じられなかった。
    それは、どうしてなんだろう。
    それは、自然にあるもの全ては、孤独であることが当たり前だからだ。
    不安なんか、人が自分の頭で勝手に創りだして、
    あれこれと妄想することで、自分で自分のことを苦しめているだけなんだ。
    あの花たちのようにしてのほほんと風に吹かれていれば、
    そんな不安なんか生まれることは決してないからだ。

    ぼーっと何もしないで一日を過ごせる。
    それも、年をとったからできることだと、そのことの気付きが、
    何だか幸せに感じられた。

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