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  • from: クマドンさん

    2017年07月27日 06時36分33秒

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    身体さんの言う通り

    疲れが抜けない朝だ。
    それでも、やっぱり起きていたい。
    4時半だったが、寝床で腹這いになって本を読んだ。
    それから、起きてストレッチ。
    ラジオ番組「こころを読む」で「唯識」の話を聴きながら。

    こんな習慣は、あの長い入院生活で身に着けたものだった。
    一日、何もしないでベッドに寝ていることができる生活だが、
    私は、その生活の中で身体を動かしながら、自分自身を律する生活を学んだ。
    5時には起きる。
    「弾き語りフォー・ユー」を聴きながら、ストレッチする。
    その後、6時まで坐禅して、瞑想をする。
    6時になると病院は、動き出す。
    点滴棒を引きながら食堂に向かう。
    カップにドリップでコーヒーを淹れる。
    クラッシックを聴きながらそれを飲む。

    そんなただ単調な日々の繰り返しでも、
    何だか今、思い出しても、心がほっくりと和んで来るものだ。
    身体と心とは一体である。
    だから、身体に気持ちよいことをする。
    そうすると、心までが気持ちよくなる。
    ぐずぐずしない。めそめそしない。ぐだぐだしない。
    そうなりそうになったら、身体を動かす。移動する。それがよかった。

    決めたことを、決めた時刻に身体を動かすこと。
    しかし、休養すべき時には、すっかりと休養すること。
    いつもいつも身体に聴くこと。無理はしないこと。
    歩くことがやっとで、病棟を歩いていて、突然歩けなくなってしまったことがある。
    西病棟から、そこの看護師さんに車椅子で、東病棟の病室まで連れて来てもらった。
    情けなかったが、それでもやはり翌日は、そこまで歩いた。
    一日三回の散歩は、私の日課の1つだった。

    そして、いろいろな人と出会った。
    そのいろいろな人の姿に、その人が生きて来たその人生そのものが感じられた。
    その時、やっぱり私の魂のセンサーは感知し、動き、働いた。
    それは、魂の運動でもあった。
    何もしていないようだが、私はそうやって病衣を着ながら、生きていた。

    だから、この我が家での日常も同じだと、実践している。
    もっともっと眠っていたい。
    でも、やっぱり起きる。本を読む。ラジオを聴く。ストレッチする。
    そして、魂のセンサーをオンにする。これを書く。
    不思議なことに、これを書いているうちに、無心になれる。
    今もそうだが、私が書いていながら、
    言葉は、やってきたしっくりとした言葉だけがここに現れる。
    そして、そうしながら、無意識で何かを考え、気付いている。

    へぇーっと、自分のことながら想うことがある。
    これは、眠っていたのなら、きっと気付かない気付きだと想う。
    そのことが、嬉しい。
    だから、「今、ここ」に感ずるもの、全てに「意味」が在る。
    そう感ずると、あの病院での単調な一日が、豊かな一日に変貌する。
    いや、元々そうであったのに、そう感じなかったのは、
    きっと私の我がままや欲のせいだろう。
    時間は、全ての人にこんなにも豊かに、
    味わい深く味わえるように与えられているはずだ。

    でも、怒りや、嫉妬や、恨みや、哀しみや、絶望や、自己否定が・・・・。
    でも、ふと気づけば、ただの一日。
    そうやってわざわざ頭の中で幻影を創りだして、
    独り勝手に悩む必要も、意味もない。

    ただ、この「今、ここ」に、感じて、深く在ればそれで充分だ。
    余計なことは考えない。
    それは、きっと本来の大いなる働きの妨げになっているだけ。
    悩んだところで、後悔したところで、
    無くしてしまった銀行用の大事な印鑑は見つかるわけもない。
    「どこへ行ったんだ」「どうしたんだろう」と、思い出しても、
    そんな記憶すら、とっくに失っている私なんだから、
    くよくよしない。ちょっとは悩んだ。ちよっとは悔やんだ。
    それで、止めだ。

    せっかくのこの朝を、感じられずに終わってしまっては、
    何だか身体さんに申し訳ないではないか。
    くよくよしない。じたばたしない。どうでもいい。いい加減に生きる。
    さてさて、銀行印のことは、また後で書こう。

    あの土砂降りはどこへ行ったのだろう。
    鳥が大山台で鳴いている。
    今日も暑い夏の一日になりそうだ。

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