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  • from: クマドンさん

    2017年08月26日 06時32分36秒

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    独りだと想っている人へ

    昨日のハートネットTVで「いじめ」についての番組だった。
    中学生のグループでラインを使っての実験だった。

    一人の男子が、打つ速度が遅く、
    なかなかその話題の速さについていけなくなってしまった。
    すると、他の女子が、イライラとして腹を立てて、攻撃モードになった。
    すると、その強い女子に対して、周りの子も何も言えなくなった。
    少しでも批判的な言葉を書くと、「あんたは味方、それとも敵」と、
    どっちかの立場に立たされる。
    「味方でも、敵でもないし、ただ、あの子が可哀想だよ」と言えば、
    「あんたは、私の敵なんだね」
    そこからは、はっきりと色分けされ、その言った子も攻撃の対象となる。

    そんな会話を読みながら、他のメンバーもビビッてしまう。
    忖度して、攻撃している女子の気に入るように言葉を使う。
    または、その会話に入らずに、目立たなくする。
    その内に、力関係が拮抗している二人の女子で、バトルが起きる。
    ここでは次に問題となるのは、「勝った。負けた」であり、
    「私が正しい。あんたが間違っている」である。

    ああ、0か1なんだよなぁと、そんな会話を聴くといつも感ずる。
    百人いたら、百人違っていていい。
    千人いたら、千人違っているのは当たり前。
    なのに、「こうするのが正しい」「みんなはそうしている」「あいつはおかしい」
    そんな一方的な決めつけが、ここで行われる。
    自分とは違い、自分では理解できない価値観で生きている人を、
    人は、「分かろとする」前に、異質なものとして攻撃する。無視する。
    そして、必ず、同調し、同意する仲間を集める。
    そこいら辺が、いじめをする人たちは、巧妙で、人の心理をよく知っている。

    独りになることが怖い。
    仲間はずれにされたくない。
    だから、この強い、怖い人の言うことを聴いて、肯いておこう。
    自分でもそんなこと嫌だなぁと想っても、否定はできない。黙っている。
    そんな空気の中でも、
    「みんなおかしいよ。あんたたち酷いことしているね。可哀想だよ」
    「やめな。やめな」と、言える人がいて欲しい。
    この人こそ、本物の勇気のある人だ。

    私は、60歳になるまで後三日となった人として、想うことがある。
    「独りでいいよ。独りがいいよ。独りが楽だよ。独りでいたら」と。
    いじめを受けて、自殺を考えた子たちの話があった。
    みんな自分の苦しかった体験を話すだけで、涙が溢れて、止まらない。
    「学校になんか行きたくない」
    「また、行けば、死ねと言われたり、無視をされたりする」
    「死ねば、そんな苦しみは、なくなるんだ」
    そう想って、今、ここを、切羽詰まって生きて来た人だった。

    私も、いじめを受けたことがある。
    それも、大人になってからも、大人たちからのいじめだった。
    あることないことを言いふらし、
    あいつはこうだ。あいつは駄目なんだと、決めつける。
    そんなこと独りで想っていたらいいのに、
    この手合いは、必ずこうしたストレーシープを作って、仲間とつるむ。
    飲んだ時に、人の悪口ばっかり言う大人もいる。
    私は、黙っている。腹も立つし、こんちきしょうとも想うが、
    仕方ない。
    そうせざるを得ない人たちが、大人の中にもちゃんと居るんだ。こんな人が。

    それは、とてもとても哀しいことだった。
    「これって、立派ないじめだよ」と、私は想っても、
    彼等、彼女等にとっては、「これって、正義なんだ」だった。
    私は、だから私は、01の人とは、付き合わないことにしている。
    独りのほうがいいし。
    そんなラインなんかにも入りたくないし、
    どんどん友達がいなくなったのは、そのためでもあったな。

    違っていい。
    違うことが、大事なんだ。
    絶対に同じにはなれない。
    独りで生きられる人ほど、強い人なんだ。
    友達に気を使うくらいなら、独りがいい。
    人を馬鹿にしたり、否定したりする、そんな人には絶対になりたくない。
    独りで生きていると、きっといつかいいことと出会えるよ。
    独りって、楽しいよ。
    独りで、いいよ。
    独りで、自分の好きなことすればいい。
    学校には、行かなくていいよ。
    生き続けることが、大事、大事。
    私もいじめられた。
    でも、そんなのしばらくのこと。
    独りで居られるそれは修業だったな。

    私をいじめた人のことは、私は絶対に忘れない。
    大嫌いだ。でも、仕方ない。その人は、そうする人として生きているから。
    一時は、そんな人とも一緒に居なくてはならなかったりする。
    でも、今は、その人とは、会わなくてもいい。
    例え、会ったとしても、私は、何も言わない。何も想わない。
    いい歳をして、その程度しか成長できない、何だか哀れな人だった。

    みんなは、ちゃんと知っている。感じている。
    あの人がやっていることは酷いことだと。
    あの人に攻撃され悪口を言われているあの人が可哀想、助けたいと。
    また、逆に攻撃的に、ただ私の言うことをききなさいといっている人には、
    誰も本気では付き合おうとしない。
    おっかないから、うわべだけ合わせている。
    だから、本当の孤独を死ぬまで味わわねばならないのは、
    「あの人って、いじめっ子だったよね」と、言われている人だろう。

    人は、人にしたことは、自分がされることなんだ。
    人に対してしたように、ちゃんと自分に対してその答えが返って来る。
    それは、60年生きてみて、よく分かった。真実だったな。

    自分の体験を語りながら、泣いているその子の周りにいる子たちも、
    涙を流し、泣いていた。
    「独りだよ」と想っている人の周りには、
    こんなにたくさんの心の哀しみを共感し、共有できる友が居る。
    抱き合い、励まし合っているその姿は、
    いじめている人たちの側の人たちには、絶対に無い姿だ。
    何故なら、いじめているその子のことが、みんな好きでないから。
    その子と居たくないから。
    いつか必ず、その子と離れたいと想っているから。

    独りであることで、独りと出会える。
    哀しみを深く深くで感ずることで、人の哀しみを深くで共感できる。
    痛みを知ることで、痛んでいる人の痛みを自分のこととして感ずることができる。
    それって、とてもとても人間的に豊かで、深いことなんだ。
    哀しみの根っこが深く深くなればなるほど、
    その人の人生の幹は逞しく成長し、枝葉を伸ばして、大きな樹木になるはずだ。

    だから、そんな人としてどうしょうもない人のために、負けないで欲しい。
    誰かに、必ず相談してほしい。
    話てほしい。大丈夫。大丈夫。みんなそうやって生きて来たんだから。
    お父さんも、お母さんも、きっといじめを体験している。
    その辛さは、よくよく分かってくれるはず。
    そして、苦しかったら、休めばいい。
    大人になってみたら、ああ、人生って何とかなるなと、
    想う日が絶対にやって来る。

    私は、涙が止まらなかった。そのまま泣いていた。
    そして、こんなことを想い、語りかけていた。

    本当は、私のように応援したい人たちばかりなんではないだろうか。
    いじめているその人たちこそ、少数の孤立した人たちなんだ。
    その人たちのことは、忘れないこと。
    そして、自分は絶対にあんな人にはならないぞと、想うこと。
    そうしたら、きっとその人は、心豊かで、勇気のある、素敵な人になることだろう。

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